高杉晋作の陶像 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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東行庵の高杉晋作像

日和山公園の高杉晋作像

東行庵の高杉晋作の陶像は、日和山公園の陶像を作る前の試し焼きとして作られたもので、作者が同じ同一作品であった。

日和山公園の高杉晋作像は二代目で、初代は戦前に作られたひと回り大きい銅像であったが戦争に供出されてしまった。


参考

① 生誕180年に眼光よみがえる 高杉晋作の胸像63年目に初の化粧直し 下関

毎日新聞(2019.9.21、参考)


1956年に山口県下関市吉田の東行庵に建立された幕末の志士、高杉晋作(1839~67年)の陶像が今秋、初めて「化粧直し」された。高さ約2メートルの像は頭にコケが生えるなど汚れが目立っていたが、晋作の生誕180周年の節目に生まれ変わった。【佐藤緑平】

10日に着工し、19日までにほぼ完了した。補修前は頭部に白い汚れが目立ち、業者の調べで135カ所、計約90メートル相当のひびが入っていたという。陶像の製作に関わった備前焼人間国宝の伊勢崎淳さん(83)が7月に同庵を訪れ、補修を提案したことで化粧直しが決まった。破損を防ぐため慎重に高圧洗浄などの作業をし、長刀を帯びた陶像に鋭い眼光がよみがえった。同庵顧問の安冨静夫さんは「東行先生(晋作)の生誕180周年と、明治維新から続く一世一代の改元という節目に化粧直しできてうれしい。紅葉シーズンにかけてたくさんの人にお参りしてほしい」と話す。

同庵によると市内には現在、晋作の陶像と銅像が計7体ある。同庵の陶像は、丸山町の日和山公園に高さ4・2メートルの陶像を建てる際、試し焼きしたものが窯元から寄贈された。

山口新聞


② 日和山公園の高杉晋作の陶像の由来