鯨カツ丼、道の駅北浦街道豊北 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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道の駅 北浦街道 豊北のレストラン

鯨カツ丼


参考

① お好み焼きにカレー、珍味も…鯨食の街・下関を食べ歩く

朝日新聞(2019.7.1、参考)


31年ぶりの商業捕鯨再開で、沖合操業の基地となる山口県下関市。鯨食文化が根付く街で、どんなクジラ料理が味わえるのか。記者が食べ歩いた。


歓楽街・豊前田(ぶぜんだ)町の一角にある「下関くじら館」。1977年に開店したクジラ料理の専門店だ。下関は大洋漁業(現・マルハニチロ)が創設したプロ野球・大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)の本拠地だった。店はベイスターズファンが集う場にもなっている。

カウンターに座り、まず付き出しでいただいたのは小さく切ったクジラの心臓。小島純子店長によると、南極海のクロミンククジラ。口に含んでかむと、濃厚な味がじゅわっと広がる。そして刺し身と珍味の盛り合わせ。小島さんが部位をていねいに解説してくれた。「百尋(ひゃくひろ)は小腸、さえずりは舌……。これはのど仏。めったに食べられないですよ」

再開される商業捕鯨では、重きを置いていた南極海のクジラは捕獲できない。ただ小島さんは「心配はしていない」ときっぱり。「クジラの種類によって、それぞれの得意分野がある。おいしく食べてもらう技術は持っています」

市役所食堂の定番は「鯨カツカレー」。昔ながらのオーソドックスな料理があれば、一風変わった味もある。

鯨肉を使った「くじら玉」が食べられると聞き、お好み焼き店を下関市内外で展開する「かわ本(もと)」の本店へ向かった。高価で手が出しにくいイメージが付いた鯨肉になじんでもらおうと、2012年にメニューに加えた。特に年配者に人気があるという。

エリアマネジャーの邊見(へんみ)俊治さん(41)に焼いてもらった。関西風で、多めのネギを混ぜ合わせることで、クジラ特有の臭みを抑えている。焼き上がると、すじ肉を入れたあんかけ風のソースを上からまんべんなくかける。鉄板からシュワーッと香ばしい風味が漂う。予想外にあっさりしていて、文句なくビールに合いそうだ。



② 商業捕鯨の再開への期待と不安