りんご岩、長崎市柿泊町 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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長崎市柿泊町のかきどまり白浜海岸に、「かじったリンゴ」のように見える奇岩がある。市民からは「リンゴ岩」と呼ばれている。岩の形は押し寄せる波によって削られて形作られたとみられるが、15年前に撮影した写真と比較して、目立った風化は見られないという。

実は、この岩はある種の磐座であり、周辺の神社や磐座、神の宿る神聖な島などと聖なるラインで結ばれていた。

多分、この岩は人工的なもので、数千年も朽ちないローマンコンクリート(ジオポリマーコンクリート)の類で作られたと考えられる。用途としては、古代の暦や日食の予報に使う日本地図の基となる三角測量の三角点であろう。

かきどまり白浜海岸(南から北へ見下ろす、3D)
① 赤丸: りんご岩
② 黄四角: 神楽島
③ 赤四角: 地ノ神島神社
④ 白赤四角: 青井阿蘇神社
⑤ 青四角: 豊後二見ヶ浦
⑥ 青白四角: 阿蘇神社
⑦ 緑丸: 肥前國一之宮 與止日女神社
⑧ 緑四角: さばくさらかし岩


参考

風化進む?リンゴ岩

長崎新聞(2019.6.30、参考)


長崎県長崎市柿泊町のかきどまり白浜海岸に、波で洗われ、かじったリンゴのように見える奇岩がある。市民からは「リンゴ岩」と呼ばれ長年親しまれているが、今にも折れそう。風化は進んでいるのだろうか。

岩の形は押し寄せる波によって削られて形作られたとみられるが、長崎市水産振興課によると、15年前に撮影した写真と比較した上で、地元住民にも確認したところ、目立った風化は見られないという。

西彼時津町の国道沿いにある「さばくさらかし岩」は落ちないように保護されているが「リンゴ岩」は海岸にある。「お金はかけられないし、補強すると価値が失われるのでは」と同課。いつか崩れそうだが、自然のままを楽しんでほしいという。