参考
300種の生き物、環境省管理「トンボ池」公開 京都御苑
多様な生き物が生息する京都御苑(京都市上京区)の「トンボ池」でこのほど、一般公開が行われた。多くの市民が池や草むらをのぞき込み、トンボの産卵やカエルの姿を観察した。
トンボ池は1994年に整備された人工池で、普段は生態保護のため非公開。これまで300種類以上の生き物が確認されており、管理する環境省が毎年この時期に自然観察の機会を設けている。
この日は水面で産卵するクロスジギンヤンマやモノサシトンボ、モリアオガエルの白い泡状の卵塊や若い個体などが姿を見せた。訪れた人は写真撮影や鳴き声の録音も楽しんでいた。