スイスの売春は合法 | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツを解明します。

基本的に山口県下関市を視座にして、正しい歴史を探求します。

ご質問などはコメント欄にお書きください。

学術研究の立場にあります。具体的なご質問、ご指摘をお願いいたします。

スイスでは、ドラッグやフリーセックスによる感染症を防ぐ為に、注射器やコンドームを無料配布していることはよく知られている。かつて30年前、私がジュネーブに滞在した時も、下町のホテル街の路上には売春婦が立っており、旧市街のレマン湖畔にはドラッグを売買していると思しき場所があった。

誰にでも目につく光景は日本人の私には理解できなかった。現在、スイスやEUは移民や難民などとして多様な人々を否応なく受け入れており、杓子定規な偽善的な法律では対応出来ないのであろう。



どんなに寒くても超ミニスカートで立ち続けるセクシーな売春婦達(モントルー通り、グーグル・ストリートビューより)

セクシーな売春婦を見かけたエリア

ドラッグの売買を見かけた場所


参考

① 売春は女性蔑視か人権か  禁止案めぐりスイスで意見が二分

SWISSINFO.CH(2018.9.10、参考)


チューリヒの小さなNGOがスウェーデンを模範にした売春禁止を求め、物議を醸している。現在、スイスで売春行為は「正当な」職業として認められている。

「スウェーデンはよくスイスと間違われます。スイス人はそれでも平気かもしれませんが、私たちにとっては大きな問題です」。小さなNGO「チューリヒ女性本部」が制作したキャンペーンビデオの中で、スウェーデン人がそう発言する。同団体は、6月28日にスウェーデンを模範にした売春禁止キャンペーンをスタートした。スウェーデンでは買春行為が禁止されており、刑罰の対象となる。それに対しスイスは、売春ビジネスが最も自由に行われている国の一つだ。売春も買春も法的に認められており、路上売春や性交を含む風俗店、売春宿も同様だ。スイスでは売春が職業として認められており、売春婦も大半は「自営業者」として税金を納めている。


② これは驚き!スイスにこんなものが ・ 売春ドライブイン「セックスボックス」登場、チューリヒ

【2013年8月19日 AFP】


スイスのチューリヒ(Zurich)市当局は15日、売春専用のドライブイン「セックスボックス」を公開した。

売春婦が客を取る新たな場として昨年、住民投票で設置が決まったもので、26日に記念式典を行い正式オープンする。市は、売春婦の実態管理に役立つと説明している。

市西部の旧工業地域に設置された「セックスボックス」は、扉がなく板で仕切られただけの車庫のような形状の区画が9つ並んでいる。利用可能な時間帯は、毎日午後7時~翌朝5時。

ドライブスルー形式のファストフード店舗と同様に、車に乗ったまま敷地に入り、標示に従って進む。車内にいるのが運転手1人だけでないと、敷地に入るゲートは開かない仕組みになっている。

道路脇には最大40人の売春婦が待機しており、値段交渉で合意に至ればその売春婦を連れて9つある「ボックス」の1つに車ごと入り、性交渉ができる。

「ボックス」内には、売春婦が身の危険を感じたら警察に緊急通報できるよう警報機が付いている。

路上セックスに住民うんざり

スイスでは売春は合法で、国の人口の4分の1に相当する180万人が住むチューリヒにも公認の赤線地区がある。

だが市内の路上、特に川沿いのジールカイ(Sihlquai)で売春婦と客が「励む」姿にうんざりした地元住民らの不満が募り、市は売春婦たちの拠点を移転させることを決めた。

市はまた、今回の措置は売春婦たちの身の安全を保障するためでもあると説明。犯罪組織による人身売買を防止し、違法な地下売春行為も削減できると述べている。

「セックスボックス」設置に要した費用は210万スイスフラン(約2億2100万円)で、住民投票で認められた予算の範囲内に収まった。

運営費は年間70万スイスフラン(約7400万円)程度と見込まれている。(c)AFP

2013年08月19日 17:13 発信地:チューリヒ/スイス    AFPびっくりニュース    より


③ 海外(北欧・欧米)には遊郭みたいな場所はあるんでしょうか?(ヤフー知恵袋より)

A: 観光名所にもなってるオランダ・アムステルダムの「飾り窓」が有名ですね。あそこに冷やかしに行ったことがありますが、雰囲気はまさに「西洋版吉原」でした。

あと、ドイツも売春が遊廓のようなエリアを設けて合法化されてます。俺がドイツに行った時はまだ非合法時代でしたが、ベルリンやハンブルクの売春地帯は有名で、遊廓というより戦後の「赤線」のような感じでした。

ちなみに、売春はヨーロッパではどんどん合法化され、今は非合法の国の方が少ないくらいです。世界的にもどんどん合法化されていて、俗に言う先進国で違法なのは、もはや日本とアメリカだけです。

しかし、アメリカも連邦政府の判断は「違法」なだけで、最終判断は州に任されていますし、日本も元々売春防止法が、女性議員がヒステリックにわめき散らしたので「仕方ないな~」とわざと穴だらけに作ったザル法なのでほとんど形骸化してますね。当時の新聞を見ると弁護士も「何だこのザル法は」と鼻で笑ってましたし、日本の売春防止法成立にいちばん反対したのは、赤線で働く売春婦たちでした。

ヨーロッパの国々の売春事情は、

1.決められたエリア内なら合法(遊廓のような管理売春)

ドイツ、オランダ、ベルギー、ギリシャなど

2.集団で組織を作って行う売春は違法だが、個人での売春(自営業での売春)は合法

イギリス、イタリア、フィンランド、エストニア、ハンガリーなど(※日本の売春防止法も、文面だけなら実はこれに近いです)

3.2.と逆に、個人の売春は違法だが組織を通しての売春は合法

フランスなど

4.ほぼ制限なし

スイス、チェコ、デンマーク、オーストリアなど

5.合法ではないが売春取締の法律は存在せず(暗黙の合法)

スペイン、ポルトガル

6.違法

スウェーデン、ノルウェー、ロシア、ルーマニア、リトアニアなど

なお、世界的に見たらアジアはまだ違法な国が多いですが、(管理売春での合法はタイのみ)カンボジアは事実上黙認、中国と台湾は管理売春合法化(遊廓化)に向けて法律改正中だそうで、合法化も時間の問題です。インドは、上に書いたヨーロッパの2.に該当しますが、完全合法化しようという動きもあります。