閑院宮邸跡、京都御苑 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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閑院宮(かんいんのみや)は、伏見宮、桂宮、そして有栖川宮の四世襲親王家の一つで、江戸時代中期に東山天皇の皇子、直仁親王が創設した宮家である。



参考

京都御苑の歴史や見どころ案内 閑院宮邸跡で催し

京都新聞(2018.1.19、参考)

京都市上京区の京都御苑を散策する絶好の入り口として「閑院宮邸跡」では、江戸期の公家屋敷が並んだにぎわいや明治以降に公園として整備された歴史、文化財発掘の成果、豊かな自然環境が映像など豊富な資料で紹介され、見どころ案内イベントが催されている。冬の御苑を巡る自然教室も21日に予定されている。

閑院宮は18世紀初頭に東山天皇の皇子、直仁親王を祖として、公家町の南西部付近に邸宅を構えた。邸宅跡は明治期に裁判所などを経て宮内省京都支庁が設置された。現在は敷地内に環境省が京都御苑管理事務所を置く。2006年に改修工事が行われ、画像や絵図などを備えた収納展示室や、江戸期の遺構をもとにした池や州浜などの庭園を無料で公開している。環境省の委託を受けた国民公園協会が維持管理などを担当している。

今月6日、閑院宮邸を訪れた人たちは、屋内に展示された公家屋敷の地図や絵図を眺めた。案内を担当する国民公園協会スタッフは「江戸時代に京を訪れた庶民層の旅人たちにとって、御所に参内する公家の姿を眺めることは珍しい絶好の楽しみでした。ここは京を代表する観光スポットでもあったのです」と、公園として整備前の姿を紹介した。

参観者は公家屋敷を再現した建物の形状や、庭の眺めを生かすため雨戸や床に凝らされた特別な工夫を興味深そうに見つめた。玄関付近のアカマツやクロマツ、「桜松」と呼ばれるマツの幹から育ったサクラの由来についての説明にじっくりと耳を傾け、細部をのぞき込んだ。

閑院宮邸跡の見どころ案内は毎月2回のペースで催されている。次回は27日午後1時半から約1時間。無料、当日参加可。

通常の参観は午前9時~午後4時半(入場は午後4時まで)、無料、月曜休館(祝日の場合は開館)。問い合わせは国民公園協会075(211)6364。

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