① 友ケ島:「ラピュタ」っぽいで人気呼び毎日運航
ツタに覆われて朽ちた友ケ島の砲台跡=和歌山市加太で2015年7月15日
旧日本軍の砲台跡が残り、観光スポットとなっている和歌山市沖の無人島「友ケ島」について、管理する市はこれまで入島を認めていなかった火・水曜の試験オープンを今月から新たに始めた。島に渡る唯一の交通手段である民間定期船を11月末までの火・水曜にも1日4往復運航する。これで全ての曜日で島を訪れることができる。
友ケ島は沖ノ島など4島の総称。れんが造りの砲台跡が計6カ所残り、外部から見学できる。近年は、アニメ映画「天空の城ラピュタ」に描かれる風景に似ているとして観光客の人気を集めている。
市によると、2002年度に1万6526人だった入島者は年々増加し、昨年度は6万9477人。今年も4~7月末までの4カ月で4万人以上が訪れた。
市はこれまで夏季などの繁忙期を除き、入島できる日を木曜日から翌月曜日に限定していた。試験オープンは入島者の増加を受けたもので、誘客効果や管理上の課題を検証し、来年度以降に本格実施するか検討する。【石川裕士】
② 友ヶ島の砲台の歴史(wikiより)
明治22年3月 - 生石山第三砲台を起工、由良要塞の建設開始
明治29年7月 - 由良要塞司令部開設
明治36年5月 - 鳴門要塞を吸収合併
明治37年2月 - 動員下令(日露戦争)
大正2年4月 - 佐瀬川保塁、深山第一砲台、深山第二砲台、赤松山保塁、伊張山保塁、成山第一砲台、成山第二砲台廃止の方針が出る