明治16年、下関測候所が設置された。明治25年の地図に見出せる。以来、昭和53年までほぼ同じ場所に存在し、竹崎町の合同庁舎に移転した。
明治25年(1892年)
明治32年(1899年)
大正8年(1919年)
昭和43年(1968年、ふるさと下関より)、中央左の立方体
昭和50年頃の下関地方気象台、名池町(ふるさと下関より)、手前の三角屋根の民家が平成28年現在でも存在する。
下関地方気象台(昭和五十年ころ) (しものせきなつかしの写真集 下関市史別巻より)
明治16年、全国で19番目となる測候所として、古弁天山頂にて開設された。以来、同地で下関の天気を観測し続けていたが、昭和54年に竹崎町の下関地方合同庁舎へ移転している。(名池町·昭和54年,提供= 谷山昇氏)
(下関市の昭和より)(彦島のけしきより)
平成28年(2016年)現在、住宅地となる。名池町。北東方向に市役所がある。
参考
明治16年1月、下関測候所設置、気象観測業務開始(赤間ヶ関区関後地村字古弁天山頂:現在の下関市入江町付近)、全国で十九番目に開設された。
昭和13年10月、中央気象台下関測候所と改称
昭和32年9月、下関測候所が下関地方気象台に昇格
昭和53年12月、下関地方合同庁舎に移転(下関市竹崎町4丁目)