第476話 毛利元就(6)尼子の弱体化 と 冷やしたぬきいろいろ | 時代劇本舗

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時代劇と食べ物と酒などのことを徒然に綴る予定でござる。

 こう暑いと、蕎麦もついつい冷やし麺

に走ってしまいます。



 立ち食い蕎麦の「箱根そば」ではこれ。



【時代劇こぼれ話】毛利元就(6)

         尼子氏の弱体化



 大内に勝利した尼子でしたが、その後

は衰退の一途を辿ります。まず、稀代の

名将であった尼子経久(緒方拳さん)が

急死。尼子晴久(高島政宏さん)が家督

を継ぎます。すると、元就は「謀多きは

勝ち、少なきは敗れる」という経久の言

葉を実践するかのように、ある策を仕掛

けます。



 もともと、尼子家最強軍団「新宮党」

の長である尼子国久(清水紘治さん)と

晴久は不仲でした。晴久の妻(岩崎ひろ

みさん)は国久の娘で、何かと言うと父

国久を頼るため、晴久はそのことを不快

に思っていたのです。

 元就は国久の新宮党が毛利攻めを行う

ため、多くの兵を要求するという偽手紙

を作り、晴久の疑心暗鬼を誘います。

 さらに、国久から元就に宛てた内応す

るという偽手紙を見つかるように城内に

置き、さらに疑念を深めて行きます。



 ついに晴久は、国久だけではなく新宮

党全てを壊滅させてしまいます。これに

よって、尼子最強軍団は崩壊します。



 その後しばらくは、晴久の武力で何と

か国勢を保っていましたが、父を殺され

た晴久の妻は、酒の中に毒を仕込み、つ

いには晴久を毒殺してしまいました。

 これにより、尼子の柱石であった経久、

国久、晴久が全て除かれ、尼子家は一気

に弱体化するのでした。



 今日もお読み頂き、ありがとうござい

ましたm(_ _)m


冷やしたぬきそば 玉子

 冷やしたぬきそばに、生卵トッピング

であります。この時は、後で人に会うの

で葱を抜いてもらいました。

 さっぱりして、食べやすいのがたぬき

の良いところです。


寿美吉 冷やしたぬき

 こちらも冷やしたぬき。近所の蕎麦店

寿美吉」のものであります。このお店

では冷やし中華も美味しいのでちょっと

迷いましたが、初めて冷やしたぬきにし

てみました。

 具たくさんで、まるで冷やし中華のよ

うなビジュアルでした。

 少しはパワーの出るものを食べるべき

と考えてはいますが、胃袋と食欲がそれ

に答えてくれません。やれやれ…。