先日、母の見舞いに行った時のことで
あります。
ちょうどテレビがついていて、バラエ
ティの間にＣＭが入りました。
そこに出ていたのはこの方。
今や、ＣＭ女王になりつつある武井咲
さんであります。
すると、わが父（８８歳）がぼそっと
言いました。
「この娘って、咲と書いて『えみ』って
読むんやな？」はぁ？何ですと？？？
今頃、それに気づきましたか？すると
父は、「名前の漢字って、何でもありな
のか？」と、これも今更のように聞くの
でありました。
実は、戸籍の名前では、漢字と読みが
一致する必要はないのであります。悪魔
ちゃんとか、そういう社会常識に反した
名前はＮＧですが、読みは自由なのです
ね！
もっとも、武井咲さんがそういう名前
かどうかは定かではありませんが（苦笑）
ああ、驚いた！
【時代劇こぼれ話】毛利元就（７）
吉川と小早川
尼子が弱体化し、大内も軍事を避ける
ようになると、毛利は一気に有利な立場
になります。元就は、領土拡大を戦では
なく、謀で進めようとします。
まず、沼田小早川家に自分の三男であ
る隆景を養子として送り込みます。隆景
（恵俊彰さん）は、成長するにつれその
実力を発揮し、沼田小早川家の内紛を解
決し、小早川一族を全て統一します。
これにより、水軍を持つ小早川家が毛
利一族に加わり、瀬戸内海への進出が容
易になりました。
さらに、尼子の弱体化で不利な立場と
なった吉川経家（京本政樹さん）に迫り、
次男の元春（松重豊さん）を吉川家の養
子に入れます。正妻美以の実家であった
吉川家も、毛利の傘下に入ることとなり
ました。さらに元春は、隣国の熊谷信直
（綿引勝彦さん）の娘で、不器量と言わ
れていた美々（仁科扶紀さん）を妻に迎
えることで、さらに勢力範囲を広げたの
でした。
ここに、毛利家は安芸国で大勢力に成
長し、中国地方に覇を唱える準備が着々
と整いつつありました。
本日もお読み頂き、ありがとうござい
ましたm(_ _)m