KOREA「映画は映画だ!」きのうの午後、研究室に黒田春麗さん(写真中央)に来てもらった。
第5回日韓次世代映画祭(2月22日~24日、別府市)で通訳をお願いしている。中国東北部の出身。尹春丽さん。遼寧大学卒業。大分市在住。日本語、韓国語、中国語を縦横無尽に話せるマルチ言語能力の持ち主だ。映画祭では、歓迎レセプション(23日夜、杉の井ホテル)と韓国の国民俳優アン・ソンギさん関係の通訳をしてもらうことになった。
僕の研究室の棚から、アン・ソンギさん出演のDVDを10枚近く探し出して、貸してあげた。「アン・ソンギさんて、中国語も上手なんですよ」。中韓合作映画「武士」を見て驚いたという。マルチ通訳の黒田さんらしい感想だと、感心した。
ちょうど、研究室の前にある講習室で「十三夜TV」の映像編集中だった学生たちと記念写真。映画祭では、学生ともども活躍が楽しみです。
KOREA「映画は映画だ!」
いいすねえ!!ニッポンの朝、大分の朝(笑)1週間ぶりに、韓国から帰ってきました。

今朝の毎日新聞の朝刊「余録」。自社後援の「日中韓学生交流環境フォーラム」を自画自賛しています。(笑)。「竹島や尖閣列島の影もなく。充実した1週間」だったって。

ウーーン、どうかなあ!? これって、竹島、尖閣について、学生たちは何も話をしなかったってことなの?。ここがポイントなのに、何も書いていない。欠陥コラムです(笑)。それじゃ、良くないですね。(笑)

僕たちが大分で行った「日韓学生短編映画制作交流」(8月10日~17日)では、なんの遠慮も不要。僕は連日、カンハンソプ先生と「歴史論議」をやってたし、あげくの果てに「8/15日韓の虚実」をテーマにした対談を、府内城址公園で録画しました。

芸短側代表の女子学生の卒業研究テーマは、ずばり「竹島」。韓国側を福岡空港に一緒に迎えに行く時、バスの車内で「(研究には)いいタイミングだね。個別に意見を聞いてごらん」って、アドバイスしておきました。どうだったかしらん。

ソウルで会った僕の元ゼミ生(韓国留学中)によると、「竹島の話を向けると、その話はちょっと、と嫌がる韓国の学生もいるんですよ」という。さすがに、僕の教え子。しっかり対話しようという意欲がある。(笑)。

ダイレクトな交流、生身の交流、文化交流をして、しっかり口喧嘩もしないといけない。領土問題についても、しっかり勉強して、しっかり対話してください。韓国人は赤ちゃんの頃から、「独島は我が領土」イデオロギーをを刷り込まれているから、意外と脆いところがある。「李承晩ライン」を知らずに、語る人も少なくないんだよ。(笑)

「国家史観から独立した自己の史観を立ち上げる」。これは日韓国民の永遠のテーマです。参考文献:渡辺昌平「日韓つっぱり力」 (中公新書ラクレ) 。もと在韓日本大使館員が書いた本です。とりあえず、「日韓論争」の初歩的な知識を入手するには役立つでしょう。http://www.amazon.co.jp/日韓つっぱり力-中公新書ラクレ-渡部-昌平/dp/4121502418

KOREA「映画は映画だ!」僕が管理、執筆しているブログ「NPO日韓次世代映画祭」「下川正晴研究室」「FACEBOOK下川正晴」を大合併します。

今年4月以降、FACEBOOKへの記入がとても多くなりました。勤め先の大学がある大分市での地域活動への参加が急増したからです。FACEBOOKはリアルな社会活動を拡充するのに、とても有力なツールです。ブログは、不特定の方々に読んでいただくのに適したツールです。

この双方の機能を同時に充足させるために、「大合併」を断行することになりました。基本的には、アメバで書いた記事を、直ちにフェイスブックに反映させることにします。

このため、本ブログのタイトルを「日韓次世代映画祭/下川正晴研究室」といたします。引き続きご愛読をお願いします。