しもで先生ができるまで・外伝(飯田さんのお話・1) | シモデ先生のまあじゃんうんちく version2

シモデ先生のまあじゃんうんちく version2

題名の通り、マージャンに関するうんちく話を、自分なりの観点で紹介しています。最近はあまり書いていませんが(笑)。


マージャン強くなりたい、という人にはあまり役に立たない話ばかりかも(笑)。

今年も、最高位戦Classicが開幕しました。

今期で第12期となります。

 

この最高位戦Classic。

第8期より、永世最高位でもある、故・飯田正人さんの名前を冠し、

「飯田正人杯・最高位戦Clasic」

という名称となりました。

 

今回から数回は、

しもで先生の話は、少しお休みして、

飯田正人さんのお話をしようかと思います。

 

 

飯田さんに深く関わってきた人、

長く付き合ってきた人は、

私よりもたくさんいるはずです。

ましてや、私は所属団体も違いますから。

 

それでも、飯田さんの事を、

改めて書きたいと思ったのです。

 

 

 

昔、このブログでも書いた事はありますので、

昔の記事の修正や加筆という形になると思います。

ご了承ください。

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

私が「麻雀プロ」という存在を知ったのが高校生の頃。

近代麻雀各誌に、最高位戦のリーグ戦のレポートが載せられていたのです。

 

当時の最高位が、飯田正人さんでした。

ちょうど連覇していた頃だったと思います。

 

「プロってどれだけ凄いんだろう」

と、奥能登の田舎の少年は、まだ見ぬプロの存在に憧れを持ったものです。



 

高校を卒業して、名古屋の専門学校に入学した私。

当然(笑)、勉強はそこそこに、フリー麻雀店に通うようになるわけです。

 

そこのフリー麻雀店で目にしたのが、「月刊プロ麻雀」という、麻雀専門誌でした。

待ち時間やゲームが終わってからは、月刊プロ麻雀を読むのが日課になりました。

 

そこで印象に残ったのは「ビッグ4」という言葉。

当時のトッププロ、安藤満さん、飯田正人さん、井出洋介さん、金子正輝さんの四人のことです。

一昔前からの競技麻雀ファンの方はご存知ですよね。




その後、最高位戦を受験して落ちたり、新しい団体(当時・麻雀連合)に入ったり。

いろいろあって、月日が流れていきました。

当然、いろんな人との交流が増えていきました。

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

時は流れて、2003年の夏。

 

池袋の麻雀店の勤務が終わった後、

たまたま遊びにきてくれた、安藤満さんとの酒の席に同席させてもらいました。

その時の酒の席の話は、以前ブログでも記事にしましたね。

 

色んな話をした後、

「麻雀プロとは」という話題になりました。

 

「飯田さんについて、どう思われますか?」

という私の問いに対する、安藤さんの回答が印象的でした。

 

「飯田くん? 彼はプロじゃないからね」

 

当時の私の頭の中は「?」マークばかりでした。

 

あれだけタイトルを獲った飯田さんに対して「プロじゃない」って言いのけるわけですよ。

ただただ驚くばかりでした。

 



 

その酒の席からしばらくして、

安藤さんが言わんとしていた事を、私なりに解釈してみました。

 

安藤さんが考えていた「麻雀プロ」としての意識は、

「麻雀プロは勝つだけでなく、魅せる事も大事」

「ファンを増やす事を意識しなくてはいけない」

という事だったのでしょう。

 

一方、飯田さんの麻雀は、

「勝つ事に徹する」

「ファンの目を意識しない麻雀」

に見えたのでしょう。

 

実際、外れていなかったと思います。

ただ、だからこそ、

飯田さんはあれだけのタイトルを獲得できたのだと思います。

もっとも、安藤さんの言葉もすごく説得力を感じたので、

「確かになぁ」と思ったものです。



 

しかし、さらにしばらく経って、改めて考え直してみました。

 

安藤さんは「エンターテイメント性」を求めていたように思います。

もちろん、麻雀の実力がある事が前提なのは言うまでもありませんが。

 

一方、飯田さんの麻雀は、決して「エンターテイナー」ではありません。

例えて言うなら、

「アスリート」

もしくは

「格闘家」

だったのだと思います。

勝つ事に対してストイックな姿勢。

これもまた、競技者として大事な要素です。

 

飯田さんのスタイルも、「これはこれで一つのプロの姿なんだろうな」と思うようになりました。

 

 

 

 

今回の話は、ひとまずここまで。

 

今回は、学生時代から、選手になって数年くらいまでのお話です。

 

この時点では、飯田さんとお話した事は、ほとんどありませんでした。

いろんな人から、飯田さんにまつわる話を聞いて、

飯田さんの人物像を想像したものです。

 

誰に聞いても、飯田さんを悪く言う人がいないので、

いつかは会ってお話を聞いてみたいものだ、

と思ったものです。

 

飯田さんのお話、あと何回か続きます。

ではまた~。