

こんにちは。
今日は前回、お知らせしました焼き菓子の事前予約販売について
お知らせいたします。
下記の通販用サイトにてご注文をいただき、
26日に店舗で直接受け渡しという形で
販売させていただきます。
(引き渡し時間は、10時〜18時の間でご希望の時間をおしらせください。)
ご注文受付期間は、
令和2年4月19日〜4月23日の午前10時まで
とさせていただきます。
※販売個数制限を設けておりますため、
在庫切れで注文ができなくなる物もあるかと思いますが、
ご了承ください。
ご注文は、リンク先のサイトのみで対応いたします。
商品代金は、クレジットカード決済、銀行振込、コンビニ決済、
各キャリア決済などの方法での事前お支払いのみの取り扱いとなります。
こちらは販売商品の一部です。
詳細は販売サイトにてご確認ください。
※商品引き渡し時に店舗での現金による支払いはできませんので、
ご注意ください。
久しぶりの投稿となります。
2018年の6月より2年弱の間、出産・育児のため長いお休みをいただいておりましたが、この春から少しずつ、みなさんにお菓子をお届けしたいと準備しております。
結論から言いますと、
「店舗受け渡しによる 焼き菓子の事前予約販売」
というかたちでの営業再開を決めました。
以下、この結論に至るまでの経緯です。
この4月より娘が保育園に通える事が決まり、再び、菓子製造販売業を始められる運びとなりました。
当初は、店舗営業については引き続き休業のまま、イベント出店とインターネット通販を主軸に活動していきたいと昨年末頃から考えておりました。
まず、私たちが店舗営業を再開する考えがない理由をご説明したいと思います。
産休・育休以前の営業スタイル(製造も接客も一人で行う)では、店舗営業時間内に仕込み作業やご注文のケーキを作る時間が取れない事が多く、営業時間外(早朝や夜、時には深夜まで)にそれらの作業をしなければいけません。
そのため、店舗営業をしていた頃は、夜ご飯は外食になってしまったり夜遅くに簡単なもので済ませたりする事も多く、また、家の片付けも満足に出来ない等、プライベートはめちゃくちゃな状態でした。
娘を育てるという務めがある現在、そのような営業形態はできない、というのが一番の理由です。
もうひとつの理由は、私たち夫婦のやりたい事・目標とすることに関係します。
それは、
「自分たちの畑で採れた作物を使ってお菓子をお届けする」。
自家栽培する作物の種類を増やしたい。それ以前に、作物の世話や畑の管理などをもっとキチンとしたい。そのためにも、今まで以上に畑と向き合う時間を取りたい。こういった想いから、今までの営業スタイルに戻ることはしないと決めたのでした。
ところが。
今年に入って、重症化すると命を落とす危険性がある新型コロナウィルス感染症が世界的大流行に。この投稿記事を作成中の4月6日時点でも、感染拡大の勢いは衰えそうもなさそうで、日本国内でも拡がりを見せています。
新たな集団感染を防ぐためなのでしょう、私が出店するつもりでいた4月以降に開催予定のイベントは、ほぼ全て中止となってしまいました。
ならば、当面はインターネット通販で生計を立てて行こうかと考えましたが、私の中で何か引っかかるものがあり、しばらく悩む日々が続きました。
そのモヤモヤは、ボタン一つでなんでも手に入るかのようなこの世の中の流れによるものでした。
最近、SNSを見ていて気がついた事があります。私が投稿をフォローしているお菓子屋さんには、普段から発送業務をしているお店もあれば、実店舗営業だけのお店もあります。ところが、この新型コロナウィルスの感染拡大を受け、これまで通販事業を行っていなかったお店まで次々に宅配便を使った通信販売を始める流れになってきています。
もちろん、お菓子屋さんたちも逆境の中、生き残るために必死なことはわかりますし、その活動を否定するつもりは全くありません。ただ、それらの、もはや誰にも止められない変化を目の当たりにして、いま、宅配業者さんはどんな状況なのだろう…?と考えるようになりました。
現代は、インターネット上で自分が欲しいものを簡単に探せて、ボタン一つで支払いも済み、気づけば自分の玄関先に注文したその商品が届けられる、といった、とても便利な世の中になりました。
もちろん、宅配業者さんもその事業によって利益を得て、働く人たちも生活のためにやっていることなのですが…。生活者のみなさんがコロナウィルスを避けるため、拡げないために巣篭もりできるのも、こうした業者さんがいるからこそ、このことを忘れてはいけないと思います。
この新型コロナウィルス感染拡大防止のための活動自粛によって、 高齢者の方や基礎疾患のある方は特に外出しにくい生活を余儀無くされているかと思います。生活必需品をインターネット通販などで注文し取り寄せる方も増えているかと思います。
そのような状況の中、生活必需品ではない嗜好品であるお菓子を届けるために宅配業者さんを利用した通販は、当店としては控えた方が良いのでは無いかという考えに至りました。
(これまで通り委託販売等で宅配便を利用した納品は利用させていただく予定です)
現実問題、私たち家族も生活するためにお金は必要なので、しばらくの間、注文制での焼き菓子販売を月2〜3回程度、店舗にて受け渡しの形で営業する事に決めました。
具体的な販売日時や商品につきましては、また近いうちに改めて投稿させていただこうと考えています。