お店で、ブログで、料理教室で様々なメッセージをいただきます。
「上手にできた」、「料理を作るのが楽しくなった」等…
一番うれしいお言葉ですね。
でもその一方で「上手くできない」
というメッセージをいただくこともあります。
「やっぱり本格的な調理器具が無いと…」、「スーパーでは手に入らない食材がある」等もあります。
ワタクシ、まがいなりにも10年料理の世界で生きてきました。
最初から上手にできたら、僕のツライ修行時代はなんだったんだろう…。という事になりかねません。
ブログの読者様、どうか最初から上手に作らないでください。僕の為に…。
料理を作る上で、スピードとタイミングが時に求められます。
訓練することでそのタイミングやスピードは鍛えられるものですが、それだけではありません。
料理を作るとき、準備はどうでしょうか?
例えばパスタを茹でて、茹で上がる頃にソースが用意されていなかったら…
これでは上手には作れません。
料理はまず準備が大切です。使う食材、器具、皿…、準備しすぎるということはありません。
テレビの料理番組がいい例です。使う材料は作る前に全て計量されており、材料は切りそろえられ、必要なものは全て用意されています。
これくらい準備して臨むことをオススメします。
「メンドクセェ」と思われるかもしれませんが、
我々プロは常にこのようにして取り組んでいます…、
…取り組んでいることでしょう…、
…きっと取り組んでいるだろう…、
…取り組んでいたらいいな…。
さて、今回はあえてスピードとタイミングが求められる料理を用意しました。
「付け合せ特集」第二段 「キノコのソテー」です。
使う材料を準備します。
マッシュルーム
汚れていたらキッチンペーパーなどで汚れを拭き、イシヅキ部分を切って、縦に半分に切ります。
エリンギ
イシヅキ部分を落として、マッシュルームくらいの大きさに乱切りにします。
舞茸
根元の固い部分は落として、手で小房に分けます。
あまり細かくならない方がいいです。
シメジ
イシヅキの部分を切り、ほぐします。
ベルギーエシャロット
1/2をみじん切りにします。なければ玉ねぎとニンニクのみじん切りで代用可です。
レモン
1/4ヶにカットします。種があったら取り除いておいた方がいいでしょう。
材料は以上です。
この後、ソテーしていきます。
炒めている手元に塩、黒胡椒、Ex.ヴァージンオリーブオイルを置いておくことをおすすめします。
それと、換気には気を付けてください。かなり煙がでます。
フライパンにオリーブオイル(又はサラダ油)を引いて、強火にかけます。
最後の仕上げまで、火を中火、弱火に落とすことはありません。その為うっかりすると焦げます。
キノコは油を吸います。よって少々多めの油がいいと思います。
フライパンから煙が出るくらい熱したら、マッシュルームとエリンギを入れます。
あまりフライパンをゆすらず、表面にしっかり焼き色をつけます。
少し焼き色がついてから、舞茸とシメジを入れます。
コレもフライパンを煽ることは避け、時々混ぜるくらいでしっかり焼き色をつけます。
この時しっかりフライパンが熱されていると、キュッキュッというバスケットボールの試合のような音がします。
全体に焼き色がついたら、ベルギーエシャロットを入れます。
ここで全体をあおって、あわせます。
ベルギーエシャレットが熱されると食欲をそそる香りが出てきます。
塩・黒胡椒で味を整えます。
塩・胡椒をいれるとより焦げやすくなります。絶えずかき混ぜてください。
全体が合わさったら、レモンをギュッと絞って、そのままフライパンの中に入れます。
ここで火を落として、最後にEx.ヴァージンオリーブオイルをまわしかけ、全体をよく混ぜたらバット等に広げて冷まします。
作る量・ガスの出力にもよりますが、今回の場合、最初にキノコを入れてからEx.Vオリーブオイルを絡ませて火をとめるまで約2.5~3分程でした。
強火で手早く、がポイントです。
ここでレモンを取り出して完成です。
【キノコのソテー】
肉料理・魚料理を問わず、サラダに、パスタに和えてもOKという万能選手です。
某キノコ栽培会社の言葉を借りて「キノコダネ」です。
「付け合せ」なのでこのように単体でお皿に盛り付けることはありません。
強火で一気に仕上げることで、キノコの内部には水分がとどまり、ジューシーな仕上がりになります。
くれぐれも最初から上手に作らないでください。









































































































