「教室の備品を壊したら、罰として校庭10周」


そんなルールが小学校低学年の時、クラスにありました。



ある日の放課後、僕の幼馴染のU子ちゃんと教室で遊んでいたら、

うっかり花瓶にぶつかってしまい、割ってしまいました。


たまたま廊下を通りかかった担任の先生がその一部始終を見ていました。


わざとやったわけじゃないですし、それに素直に謝りましたが、


「ルールはルールだから…」と担任に僕は校庭10周を言い渡されました。


U子ちゃんは僕をかばってくれましたが、直接割ったのは僕でしたし、U子ちゃんは悪いことは何もしていません。


僕は少々納得がいかなかったけど「ルールに従わなければいけない」という義務感からか、校庭を走る覚悟をしました。


担任の見守るなか、グラウンドを走りました。担任の隣には気の毒そうな顔でU子ちゃんが僕が走るのを見ていました。


僕が2、3周したあたりで、U子ちゃんが僕の後から走ってきて、


「5周でいいって!」と言われました。


僕は意固地になっていたのか、それとも男のプライドなのか、


「ルールはルールだから…」と言って、10周する覚悟でした。しかしU子ちゃんは続けました。


「ルールが変ったの!」


「?」


「5周ずつでいいって!」


その後2人で手をつないで夕暮れの校庭を5周づつ走りました。







本日は「コールスロー(英:coleslaw)です。


吉○家、ケ○タッキー・○ライド・チキン、などですっかりお馴染みですね。

キャベツを細かく切って、フレンチドレッシングで和えたもの。ということです。


コールスローの歴史は古く、おそらく古代ローマ時代から食べられていると考えられています。

しかし近年のようなコールスローができたのは18世紀に入って、瓶詰めのマヨネーズが市販されてからと考えられます。


もともとはオランダ語のキャベツサラダ(koolsalade)が略されてコールスラ(koolsla)。

これがイギリス・アメリカに渡り、英語圏でコールスローになったということらしいです。

英語でコール(cole)はキャベツを含むアブラナ科の植物の総称で、スロー(slaw)はキャベツサラダを意味します。


つまり、時々見かける「コールスローサラダ」の表記は同じことを重複している言葉で「頭痛が痛い!」とか「老いた老兵は…」と言ってることになります。



今回はいつもとルールを変えて、先に↓こちらが完成品です。


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」


それでは作り方です。


最初に野菜を千切りにします。


キャベツ


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

一番の割合を占めるキャベツの千切りです。


人参


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

色合いがとてもキレイです。


レディース大根


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

ナマスのような触感になります。


かいわれ大根


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

辛味がとても爽やかです。


パプリカ


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

これも色合いがキレイです。


水菜


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

シャキシャキの触感が最後まで残ります。


キュウリ


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」


みずみずしいですね。


紫キャベツ


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

これが入ることで急におもてなし料理になります。


レタス


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

触感を残すためにこれだけ太めに切ります。


これらの材料を水に晒してシャキッとさせます。


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」 霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

しっかり水を吸ったら、サラダドライヤーでしっかりと水分を飛ばします。


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

次にドレッシングです。


マヨネーズ 、生クリーム、アンチョビペースト 、黒胡椒(挽いたもの)、グラナ・パダーノ(おろしたもの)、ニンニクのみじん切り(極微量)を入れて、よく混ぜます。


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

当ブログの長期的な読者の方々はお気づきかもしれませんが、「シーザードレッシング と同じ」ですね。


よく混ぜ合わせたら、生クリームを加え、伸ばします。さらに触感のアクセントとしてローストした松の実も加えます。


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

ここに先程の千切りの野菜を入れて、ボウルでよくまぜたら皿に盛り付けます。


霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」 霜鳥の「当店は自家製の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい。」

茹でた野菜やいろいろな薫製品をトッピングして完成です。


意外といろんな野菜入ってますよ。

色々な野菜が一度に楽しめるサラダですね。




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