僕が一人暮らしを始めたのは19歳の時です。
専門学校を卒業後、就職と同時に一人暮らしを始めました。
専門学校の同級生のH原ちゃんは僕と逆で、専門学校の時一人暮らしでしたが卒業と同時に実家に帰る事になりました。
その為一人暮らしをはじめる為の家電などはH原ちゃんから格安で買うことができました。
洗濯機、冷蔵庫、炊飯器、鍋、ポット等…、まとめて2万円という超破格。
これにはウチの親もH原ちゃんに感謝していました。
中でも洗濯機はなかなか寿命が長く、つい3年前まで現役で活躍しており、デジタル表示部分には「Fuzzy」と書いてありました。…時代ですね。
しかし、いざ一人暮らしをはじめ、生活してみるといろいろ不便を感じました。
特に不便だと思ったのが炊飯器。この譲り受けた炊飯器は3合炊きなのですが、1合でも2合でも炊き上げるのに1時間以上かかるという代物。(今で言う早炊き機能がついていない)
結局パスタをゆでて作ったほうが早い。という結果になります。
元来ごはん党である僕は1時間が待てず、炊飯器を……………
捨てました。
以来ご飯は鍋炊きです。
実際こちらの方が早いし美味しいのです。
今回はそんな鍋での御飯の炊き方を含めて説明したいと思っています。
付け合せ特集第六弾。今回は「サフランライス」です。
最初にサフランを用意します。
サフランから色素を出すには少々時間がかかります。
キレイなサフラン色を出すにはあらかじめ色素を出しておく必要があります。
鍋に水をはり、サフランを適量入れたら一度沸騰させて火を止め、冷ましておきます。
急冷ではなく自然に冷ましておきます。
次に米を用意します。画像は1合の米です。
当店で使用しているのは「佐渡産コシヒカリ」です。
米を研ぎ、水に浸しておきます。
季節、水温、新米orそうじゃない米かで浸水時間は変化します。
米が水を吸って全体的に半透明だった米が白くなれば完了です。
ザル等で水気をきります。
そして、鍋炊き生活11年。試行錯誤の上で行き着いた最高の御飯を炊くための鍋。
それがコチラ。
ストウブです。
ご覧のとおり蓋の裏にはピコと呼ばれる凸があり、これが鍋の中で発生する水蒸気を水滴に変え、再び素材に戻すという理想の機能を備えています。
さらに、蓋は重く中の密閉状態保ちます。
土鍋等の蓋のように穴が開いていると、中の密閉状態が作れず御飯にツヤが出ません。
また内側はホーロー加工が施され、こびりつきやコゲがつきにくくなっています。
そして、蓋の取っ手の部分が金属なので、蓋ごとオーブンに入れられるのも魅力の一つです。
まさに御飯を炊く為の鍋だと言っても過言ではありません。
こういうものを何故日本人が作れなかったのかが、悔しくてなりません。
画像はφ12cmのストウブです。1合の白米を炊くのに最適です。
炊き込みご飯等の具材が入る場合はφ14cm以上のストウブがオススメです。
このストウブに浸水させた米とサフラン水を入れます。
(この時サフラン水がしっかりと冷たい状態か確認してください。温かい、ぬるい状態だと炊き上げた時に米に芯が残ります。)
水加減もしっかり計量することをオススメしますが、ストウブの内側の線下約4mm程度の水位がいいかと思います。(こちらも季節、温度、米の状態により水加減は前後します)
さらにオリーブオイルと塩を少々入れて中火にかけます。
沸騰してきたら菜箸などで底にくっつき出したところをはずしながらかき混ぜます。
全体をかき混ぜたら蓋をします。
180℃のオーブンで10分炊きます。
オーブンが無い場合は、蓋をした後火を極弱火に落とし、10分炊きます。
10分経ったらオーブンから出して、温かいところに10分置いて蒸らします。
オーブンじゃない場合は火を切ってそのまま10分放置します。
10分後蓋を開けると、キレイにサフランに染まったツヤツヤのご飯の完成です。
コレを皿に盛り付けて完成です。場合によってはバター等でソテーする場合もあります。
煮込み料理やクリーム系のソースの付け合せとして使用します。
今回はピラフやリゾットではなく「ご飯」としての紹介と言うことで日本人の馴染みのある米の炊き方、硬さに仕上げています。
いかがでしたでしょうか?
付け合せ特集も今回をもって一旦終了とさせて頂きます。
まだまだレシピはあるんですが、当店も常に全て用意しているわけもなく、キリが無いということと、
何より書いてる本人が少しこの特集に飽きてきているということが挙げられます。
また、どこかで紹介していきたいと思います。