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Webで数学、
数学史からみえてくるもの:関孝和です。
今日は、
紀元後の数学者:関孝和にフォーカスします。
1600
関孝和
(日本)
1674「発微算法」行列式
関孝和は、
日本の数学者です。
点竄術の考案で知られています。
点竄術(てんざんじゅつ)
中国で生まれた代数問題の解法を「天元術」と呼びますが、
沢口一之著『古今算法記』にある天元術を、関は大幅に改良しました。
「点竄術(てんざんじゅつ)」を考案し、筆算式の代数学を考案したのです。
これは1674年の『発微算法』の中で用いられ、
「算木」という棒を用いる計算ではなく、
紙の上の文字を用いて計算をする、筆算式の代数学となりました。
ただし関の記号は加・減・乗だけで、
除については関の弟子である建部賢弘によるものとなります。
円周率
関は円に内接する正多角形の周を計算することで、円周率を小数第11位まで求めました。
関が計算した円周率は、3.14159265359となります。
これは正131072角形を用いて求められました。
明日はバローにフォーカスします。
お楽しみに!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
