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Webで数学、
数学史からみえてくるもの:ロベルヴァルです。
今日は、
紀元後の数学者:ロベルヴァルにフォーカスします。
1600
ロベルヴァル (1602~1675)
(パリ)
サイクロイド。
曲線上を運動する物体について,ある瞬間に おける運動の方向は,その点における曲線の接線の方向
ロベルヴァルは、
フランスの数学者。
運動力学に業績があり、微積分学の先駆者の一人である。
ルネ・デカルトと同じく1627年のラ・ロシェルの包囲戦に参加した。
同じ年パリにでて、1631年にジェルヴェ・コレージュ(Gervais College)の自然科学の教授に任じられた。
その2年後、フランス王立学院の数学者となり、1675年に没するまでその地位にあった。
微積分学が確立される直前の数学者の一人で
曲線の接線を求める解法に”Method of Indivisibles“という方法を用いた。
数学以外の分野では、コペルニクスの地動説を擁護する宇宙論を記し、
「ロベルヴァルの秤」と呼ばれる、秤の機構を発明した。
ロベルヴァルの秤
リンクを使って秤量用の上皿が平行に運動するようにしたメカニズム。
中央を回転可能に支えた2本の水平ビームを2本の垂直のビームでつなぐことによって、
垂直ビームの取り付けられた上皿は水平に保たれたまま運動することになる。
それまであった吊り式の天秤に比べて、精度よく作るのにより技術が必要とされるが、
計量のし易さにより、長く用いられることになった。
日本では薬の調剤用の上皿天秤などとしてに広く用いられた。
明日はN. メルカトルにフォーカスします。
お楽しみに!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
