Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
数学史からみえてくるもの:フェルマです。
今日は、
紀元後の数学者:フェルマにフォーカスします。
1600
フェルマ (1601~1665)
(フランス)
分数乗の関数が表す曲線で囲まれた図形の面積, フェルマの最終定理
フェルマは、
フランスの数学者です。
裁判に関わる仕事をしており数学は余暇に学んだものですが、
数論に偉大な貢献をなしました。
フェルマはデカルトとは独立に、
解析幾何学を発明しました。
デカルトは平面上の解析幾何学にとどまりましたが、
フェルマは3次元空間についても考えたといわれています。
また、
フェルマは、ニュートンやライプニッツに先がけて、
微積分の計算法についても述べました。
フェルマの最終定理
「フェルマの最終定理」として知られるものは、
「算術」の問題8の横の余白に書き込まれたフェルマーのメモから生まれました。
その余白には以下のように記されています。
「ある3乗数を2つの3乗数の和で表すこと、あるいはある4乗数を2つの4乗数の和で表すこと、
および一般に、2乗よりも大きい冪の数を同じ冪の2つの数の和で表すことは不可能である。
私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」
フェルマの48の書き込みのうち、
「フェルマの最終定理」以外の47の命題は、後の数学者達により真偽の証明がなされました。
「フェルマの最終定理」だけは300年以上も真偽の証明が成功せず、
この問題の解決は数学者達の長年の課題でした。
この「フェルマの最終定理」は、1995年にアンドリュー・ワイルズが証明することになります。
明日はロベルヴァルにフォーカスします。
お楽しみに!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
