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Webで数学、
数学史からみえてくるもの:シモン・ステビンです。

今日は、
紀元後の数学者:シモン・ステビンにフォーカスします。

1500
 シモン・ステビン (1548~1620)
  (オランダ) 
   著書「小数」(1586 出版)
    10 進法による分数の表現=小数 表示,力の平行四辺形の法則,
    静水の器底に及ぼす圧力はその深さのみに依存する

シモン・ステビンは、
ヨーロッパの旧フランドル地方、
ブルッヘ(ベルギーのブルージュ)で生まれた数学者、物理学者、会計学者です。
十進小数の導入で知られています。


十進小数

小数自体はバビロニア数学の時代から存在していましたが、
小数点を表すものがなかったため、
前後の文脈から数値を判断しなくてはいけないという不便なものでした。
ステビンは、
1585年に出版した「十進分数論」において小数を発表し、
ヨーロッパに小数を導入しました。
ただし、
表記法は現在用いられているものとは異なっており
「0.678」は「6①7②8③」と表しています。
後にジョン・ネイピアによって、
小数点による表記法が提唱されました。


力の平行四辺形の法則

平行四辺形を用いて力の合成と分解を最初に考えたのはステビンでした。
彼は1586年に表した書籍の中で、力の平行四辺形について述べています。


明日はネピアにフォーカスします。

お楽しみに!

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。