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Webで数学、
数学史からみえてくるもの:トーマス・ブラッドワーデンです。
今日は、
紀元後の数学者:トーマス・ブラッドワーデンにフォーカスします。
1300
トーマス・ブラッドワーデン (1290 頃~1349 頃)
(イギリス)
著書「比例論」「算術概論」「幾何学概論」
正多面体、星形多角形
「運動における速度の比例について」
トーマス・ブラッドワーデンは、
加速度に数学的枠組みの基礎を作り上げた人物。
彼は正多面体、星形多角形の研究に取り組みました。
また、
「カンタベリー物語」にもその研究は紹介されている。
正多面体
正多面体はプラトンの立体とも呼ばれ、
すべての面が同一の正多角形体で構成されていて、
かつすべての頂点において接する面の数が等しい
凸多面体のこと。
現在、この地球上には
正多面体は5種類しかないことが証明されています。
① 正四面体
正三角形が4枚、6辺、4頂点からなる立方体
② 正六面体(立方体)
正方形が6枚、12辺、8頂点からなる立方体
③ 正八面体
正三角形が8枚、12辺、6頂点からなる立方体
④ 正十二面体
正五角形が12枚、30辺、20頂点からなる立方体
⑤ 正二十面体
正三角形が20枚、30辺、12頂点からなる立方体
星型多角形
多角形とは、
3本以上の線で囲まれた平面図形のこと。
線の数によって
三角形、
四角形、
五角形、
六角形、
・
・
・
があります。
そのうち
形が星型になるものを
星型多角形と言い、
正多角形の
・五芒星
・六芒星
やエニアグラムは、
数学の範囲を超えてさまざまなところで登場し、
親しまれているようです。
五芒星は、
一筆書きの星型としてよく知られており、
かの陰陽師:安倍清明が魔よけの呪符として使った
とされる形です。
陰陽道の基本概念である「陰陽五行説」では、
火・木・土・金・水の5つの働きを表わしたものとして、
象徴として使われていたようです。
また、
ピタゴラス教団のシンボルマークもこの形でした。
明日はニコル・オレームにフォーカスします。
お楽しみに!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
