Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
数学史からみえてくるもの:ボエティウスです。
今日は、
紀元後の数学者:ボエティウスにフォーカスします。
500
ボエティウス (480 頃~524 頃)
(アテネ)
ラテン語の入門 書「算術教程」,連比の応用問題
ボエティウスは、
ローマ末期、ローマの貴族として生まれた哲学者,政治家でした。
イタリアの支配者,東ゴート王テオドリックの信任を得て,
ラベンナの宮廷の宰相となったが,政争に巻きこまれ処刑されてしまいます。
最後のローマ人にして最初のスコラ学者と称され,
ギリシア哲学の継受に重要な役割を果たしました。
また、
ギリシャ語を理解する最後のローマ人と言われており、
自由七科に大きく影響を与えた「哲学の慰め」などの入門書を記しました。
ボエティウスの四科(Quadrivium)
・算術
・天文学
・幾何学
・音楽
調和を探究する学問として
多くの数学者、天文学者、哲学者が
今日まで研究を続け、発展させてきたといいます。
自由七科は、
この四科に
・文法
・修辞学
・弁証論(倫理学)
の三科を加えた7学科で、
中世ヨーロッパでは必須の教養課目とされました。
自由七科は、
「人を自由にする学問」といわれ、
リベラル・アーツの語源になっています。
明日はブラフマーグプタにフォーカスします。
お楽しみに!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
