Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
数学史からみえてくるもの:プトレマイオスです。
今日は、
紀元後の数学者:プトレマイオスにフォーカスします。
100
プトレマイオス・クラウディオス (85~165 頃)
(アレクサンドリア)
30 分ごとの正弦表,トレミーの定理 (円に 内接する四角形の辺と対角線の関係),円錐図法,天文学
プトレマイオスは、
古代ローマの学者で、天文学、数学、地理を研究する占星術師でもありました。
彼は「地球が宇宙の中心にあり、
その地球の周りを太陽やその他の惑星が回っていると」いう天動説を唱え「アルマゲスト」を著しました。
「アルマゲスト」はそれまでに知られていた天文学の知識を体系的にまとめ上げたもので、
以後何世紀にも渡って天文学の教科書として使われていくことになります。
トレミーの定理とは・・・
円に内接する四角形について、次の性質が知られています。
「円に内接する四角形ABCD において、対角線の積は対辺の積の和に等しい(AC・BD=AD・BC+AB・DC)」
これはプトレマイオスにちなんで「トレミーの定理」と呼ばれています。
「トレミー」はプトレマイオスの綴りの英語読み(Ptolemy)です。
また、
プトレマイオスは古代ギリシャ由来の48星座をまとめ上げ、
これらは「トレミーの48星座」と呼ばれています。
これらに大航海時代に新たに考えられたものを加えた88星座が、
現在一般的に用いられている星座名となりました。
トレミーの48星座のうちアルゴ座以外の47星座は現在まで残されています。
アルゴ座は大きすぎたために、
後に4つの星座
・船尾(とも)
・帆(ほ)
・竜骨(りうゅこつ)
・羅針盤(らしんばん)」
に分割されました。
現代人が好きな占星術も、このころプトレマイオスによって発明されたんですね。
明日は
ディオファントスにフォーカスします。
お楽しみに!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
