こんにちは。
Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
紀元後の数学史Ⅱです。
今日は、
700~1000年頃までの数学史を
年表形式でみていきましょう!
700
アル・フワーリズミー (780 頃~850 頃)
(ペルシャ → バグダード)
著書 1「インド数学による計算法」
インド数字・十進法による 位取り記数法の紹介,
ゼロ記号の使い方=減法で何も残らないとき,空白にならないように,小さな円を書く
··· 後世 (12 世紀) にこの計算法をアラビア式算法 (アルゴリズム) と呼ばれた。
著書 2「ジャブルとムカーバラの算法書」
方程式の解法,測量・ 遺産分配,ジャブル=負の数を移項して正の項に直す,
ムカー バラ=同類項を整理する
··· 代数学「アルジェブラ」の語源
800
アル・バッターニー (858 頃~929 頃)
(メソポタミアの バスラ)
イスラムの天文学者,1 年= 365 日 5 時間 46 分 24 秒 (現在は 365 日 5 時間 48 分 46 秒),
三角法に正弦 (sin ),余弦 (cos ) のほかに正接 (tan ),余接 (cot ) を使用
··· ただし最 初に導入した人はわからない。
900
アル・ビールーニー (973~1048)
(ウズベキスタン)
天文学,球面三角法
イブン・ユーヌス (1009 没)
(エジプトのカイロ)
イスラムの天文学者,天文表の改訂,三角比の積を和に直す公式
ジェルベール (940 頃~1003 頃)
(フランス)
インド・アラビア数字 1~9 の紹介
1000
アルハーゼン(=イブヌル・ハイサム)(965頃~1039 頃)
(メソポタミアのハラン)
著書「光学の書」
太陽が地球を照 射する範囲,
太陽光線の屈折による薄明かりの時間から大気層 の厚さ (約 90km) を計算,
球面鏡・放物面鏡・柱面鏡について
光源と目の位置から反射する点の位置を計算する。
分数の表記
インド → アラビア
2 2
3 → 3
明日は、
1000~1500年頃までをご紹介します。
お楽しみに!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
