Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
無知の知とは?です。
ソクラテスは、
「人間」について考えるようになり、
これが哲学の始まりであるといわれているのですが、
彼の研究テーマ「いかにして弁論で相手を論破できるか」
を実践していくうちに、
彼はあることに気づくのです。
それが、
「無知の知」だというところまで
昨日、ご紹介しました。
無知の知とは、
「自分が無知であることを知っている」
という意味になります。
ソクラテスが実際に行った言葉は、
「知らないことを知っていると思い込んでいる人々よりは、
知らないことを知らないと自覚している自分の方が賢く、
知恵の上で少しばかり優っている。」
になります。
なので、
「無知の知」は意訳ということになりますね。
これと同じようなことが、
儒教四書のひとつである「論語」にも記述があります。
「知るを知るとなし、
知らざるを知らずとなす、
これ知るなり」
中途半端に知っていることや
知っているつもりになっていることは
知らないのと同じであるという意味になります。
そういわれると、
しっかり100%わかっていることなんて
あるのかな?
と思ってしまいます。
例えば、
1 + 1 = 2
であるということも、
当たり前だととらえていますが、
「じゃ、証明して!」
といわれるとできませんよね。
こんな簡単な数式でさえ、
100%わかっているとはいえないのであれば、
一体何をもって「わかっている」と言えばよいのか?
さらに、
よく考えてみると、
自分のこともよくわかっていないような・・・
ちょっと不安になったりしてきます。
明日は、
この「自分とは?」について考えてみることにします。
