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Webで数学、
標準偏差とは?です。
標準偏差は、
データのばらつきを表わす値のことを言います。
統計学から優生学を誕生させたゴルトンという人類学者は、
人間の身長と上腕の長さとの関係を調べました。
100人の人に対して
データ群A:人間の身長
データ群B:人間の上腕の長さ
のデータを取ったとしましょう。
データ群Aでは、
最大値:190cm
平均値:175cm
最小値:160cm
データ群Bでは、
最大値:30cm
平均値:25cm
最小値:18cm
という結果が得られたとき、
「平均値の周りにはどのくらいのデータが散らばっているか?」
を表わす値なのです。
昨日の白いパンツとグレーのトップスの例を使います。
どの取引先にどのくらい売れたかを表にしました。
取引先 白いパンツ(枚) グレーのトップス(枚)
A 12 28
B 38 35
C 28 55
D 50 87
E 76 93
白いパンツ
平均(販売枚数の合計÷取引先の数)
= (12+38+28+50+76)÷ 5
= 40.8
偏差(取引先ごとの偏差:販売枚数ー平均)
12 - 40.8 = -28.8
38 - 40.8 = -2.8
28 - 40.8 = -12.8
50 - 40.8 = 9.2
76 - 40.8 = 35.2
分散(偏差の2乗の合計÷取引先の数)
-28.82 = 829.44
-2.82 = 7.84
-12.82 = 163.84
9.22 = 84.64
35.22 = 1239.04
分散: 464.96
標準偏差(分散の平方根)
√464.96 = 21.56
分散で2乗した値を元に戻す感じです。
グレーのトップス
標準偏差(分散の平方根)
√698.02 = 26.42
2つの商品の標準偏差が求められたところで、
続きは明日。
共分散についてお伝えしますね。
お楽しみに!
