Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
ピアソンの相関係数についてです。
ピアソンについては、
昨日に少しご紹介しましたが、
生物測定の領域を数学的に発展させ、
19世紀から20世紀にかけて記述統計学として大成させた人物です。
しかし、
彼は生物だけでなく、
人間の改良つまり、
人間も品種改良によって平均化することができ、
それによってよい世の中になるのだと考えました。
自らの研究である統計学を神格化して
「神の領域を明らかにする手法」と考えるようになり、
次第に研究者として理性・知性と自制心が
欠如していったのですね。
さてさて、
そんなピアソンですが
相関係数といえばピアソン、
ピアソンといえば相関係数、
というほど
この分野の学問を発展させた人でもありました。
相関係数とは、
簡単に言うと、
2つのデータ群に何らかの関係のこと。
例えば、
・一方が大きくなれば他方は小さくなる
・一方が大きくなれば他方も同じように大きくなる
などの関連性が見られるとき、
この2つのデータ群には相関関係があるといいます。
実は、
Webマーケティングの分野でも、
相関係数を応用して、
顧客の購買傾向などを分析しています。
データ群A:白いパンツを買った人
データ群B:グレーのトップスを買った人
の関係を調べると、
「白いパンツを買った人は、
グレーのトップスを買うことが多い」
が明らかになります。
そうすると、
白いパンツを買った人に
「グレーのトップスも一緒にいかがですか?」と
お薦めすることができ、
売り上げにつながりやすくなりますね。
さて次は、
相関係数の求め方ですが、
これは以下の計算式で簡単に求めることができます。
相関係数
= 共分散 ÷(白いパンツの標準偏差×グレーのトップスの標準偏差)
ここで新たな数学用語が出てきましたので、
続きは明日。
標準偏差についてお伝えしますね。
お楽しみに!
