Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
九章算術を現代数学①方田章は・・・です。
九章算術は、
中国最古の数学書で、
書名の通り9章から構成されています。
今日は、
最初の章:①方田章の内容についてご紹介します。
① 方田章
主に年貢を収める&徴収するため、
田畑の面積を正確に測る目的での
計算法が述べられています。
長方形、三角形、台形、円の面積と
分数の加減乗除の詳しい説明が書かれています。
現代数学でいうと、
平面の面積、立方体の体積に当たる部分です。
先週お話ししたピラミッドは立方体で、
四角錐といわれる形状をしています。
これを九章算術に当てはめると・・・
「陽馬(ようま)」といって、
立方体を三等分した形になります。
立方体「立方(りつほう)」を全体:1とすると・・・
「陽馬(ようま)」はその3分の1の体積です。
そして、
2分の1の体積の「壍堵(ぜんと)」
6分の1の体積の「鼈臑(べつどう)」
・・・とあり、
第1章:方田章には、
「立方(りつほう)」は、
立ち上がった正方形
「壍堵(ぜんと)」は、
斜面を持っている土堤
「陽馬(ようま)」は、
日差しを運ぶ馬
「鼈臑(べつどう)」は、
カメの肘
と説明されています。
方田章では、
主に年貢を収める&徴収するために
土地を測量するのですから、
正確な計算法が求められたのでしょうね。




