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Webで数学、
九章算術を現代数学にすると!?です。
九章算術は、
中国最古の数学書で、
書名の通り9章から構成されているのでした。
今日は、各章を現代数学に置き換えた説明を簡単にします。
① 方田章
主に年貢のための田畑の面積を測る計算。
長方形、三角形、台形、円の面積と
分数の計算を求める方法が書かれています。
② 粟米(ぞくべい)章
交換比率が異なる商品を物々交換するための計算。
比例や比率を求める方法が書かれています。
③ 衰分(すいぶん)章
比例分配、利息、商品やお金の配分するの計算。
財産や金銭の配分を求める方法が書かれています。
④ 少広章
①方田章の逆バージョン。
面積、体積から一辺の長さを求める計算。
平方根、立方根と土地の測量計算を求める方法が
書かれています。
⑤ 商功章
体積や土石の量など土木工事に関する問題。
城、家屋、運河などの建設に関する計算を
求める方法が書かれています。
⑥ 均輸章
租税の計算。
複雑な比例計算を求める方法が書かれています。
⑦ 盈(えい)不足章
鶴亀算や同様の解き方をする複仮定法の解法。
多すぎること、少なすぎることを求める方法が
書かれています。
⑧ 方程章
ガウスの消去法による一次連立方程式の解法。
正負の数の計算と演算規則が出てくる。
未知数の連立方程式で求める方法が書かれています。
⑨ 句股(こうこ)章
直角三角形に関する問題。
ピタゴラスの定理や測量に関する計算方法が
書かれています。
先週お話ししたピラミッド、
その形は四角錐でした。
明日は、
① 方田章の内容に従って、
九章算術から「立方体」についてお話します。
