Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
マンデルブロ集合!?についてです。
マンデルブロ集合とは、
20世紀フランスの数学者:マンデルブロが導入した
幾何学の概念で、
海岸線やひび割れの形、
樹木の枝分かれなど、
複素数の集合で、
「どんなに拡大しても複雑な図形」のことをいいます。
また、
フラクタル図形としてはじめて
定式化された平面図で、
全体が部分の相似形になっています。
では前回の「パスカルの三角形」を使って、
フラクタル図形を描いてみましょう!
パスカルの三角形で表わされた数のうち、
偶数を白丸、奇数を黒丸で表わしてみます。
1
1 1
1 2 1
1 3 3 1
1 4 6 4 1
1 5 10 10 5 1
1 6 15 20 15 6 1
1 7 21 35 35 21 7 1
↓ ↓ ↓
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規則正しい模様になりましたね。
特に
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の部分に注目すると、
上から4段目までと下から4段目までの左右に
同じモチーフが現れてきています。
全体が部分の複写になっている「フラクタル図形」の
特徴をよく表わしています。
パスカルの三角形ももっと拡大して、
フラクタル図形に展開すると素敵なモチーフになります。
規則に従って着色するときれいですね。
デザインに応用できると思います。
