Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
三角形のふしぎ!?についてです。
昨日お話しした
エジプトのピラミッドは四角錐で
その一面は三角形をしています。
また、
正多面体の一つである正四面体も
その4面がすべて正三角形です。
数学という学問を研究する上で、
三角形はキーポイントになっているのだと思います。
「人間は考える葦である」と説いた
17世紀のフランスの哲学者・数学者の
パスカルもまた、
そんな三角形の魅力に気づいた一人です。
ところが彼は、
なんと30歳という若さでこの世を離れてしまうのです。
パスカルが80歳まで長生きしていたら、
数学界のみならず世界が変わっていたかもしれませんね。
パスカルは、
三角形に数字を組み合わせることで、
美しい規則性をもつ図形を発見しました。
パスカルの三角形というのですが、
↓ ↓ ↓
1
1 1
1 2 1
1 3 3 1
1 4 6 4 1
1 5 10 10 5 1
1 6 15 20 15 6 1
1 7 21 35 35 21 7 1
1 8 28 56 70 56 28 8 1
1 9 36 84 126 126 84 36 9 1
1 10 45 120 210 252 210 120 45 10 1
このように美しい形をしています。
並べ方はとてもシンプル!
① 頂上に1、その下に1,1と配置します。
② その下の段からは左右両端に1,1と配置します。
③ ひとつ上の段の隣り合った二つの数を足して
結果を二つの数の真中に下段に書く。
この図形をよく見てみると、
・左右対称になっている
・左右両端からひとつ内側の数字は
1,2,3,4,5、・・・と増えている
ということがわかります。
明日は、このパスカルの三角形の進化形をご紹介します。
