Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
振動で伝わる情報です。
人を自由にする学問といわれる自由七科、
基本となっている
・算術
・天文学
・幾何学
・音楽
をボエティウスの四科というのでした。
この4つの科目のうち、
前回までは、
「音楽」にフォーカスしてお話してきました。
今回からは、
このブログテーマ本来の「数のふしぎ」と
「音楽」について熟考してみたいと思います。
「音楽」の「音」は、
響きであり振動です。
たとえば、
ピアノの音は、
ハンマーが弦を叩き、弦が振動して発生します。
同じように、
私たちが発する言葉も
声帯で振動させた空気を喉や口腔で共鳴させて声となります。
音の持つ調性も同じで、
振動によって発生した音のつながり具合によって
長調 = 明るい
短調 = 暗い
というイメージを持ち、
さらに、
各調にもそれぞれのイメージがありました。
音だけでなく、
天文学に目を向けてみると、
夜空にまたたく星々の光もまた、
振動によって伝わってきます。
幾何学の分野でも、
プラトンは著書「ティマイオス」のなかで、
宇宙を構成する元素に正多面体を割り当てています。
この宇宙を構成する元素は、
最近の研究では、
分 子
↓
原 子
↓
原子核
↓
陽 子
↓
素粒子
と細分化していることが分かっていて、
素粒子が振動することによって、
情報を周りに伝えているのだといいます。
それらの振動が空気を伝わって、
人間の固有感覚である振動覚に伝わり、
わたしたちはその情報を
視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚として
受け取っています。
そして、
情報が感覚として伝わり、
その振動に共鳴して感情が生まれます。
文字も数字も図形も音も色も
すべての情報が振動して、
わたしたちに伝わってくるのですね。