Webで数学!ゲシュタルト崩壊 | Webであなたの夢が叶う!

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こんにちは。
Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。

Webで数学、
ゲシュタルト崩壊についてです。

前々回は、
わたしたち人間が、
ある対象物を知覚するときに
対象物を部分や要素としてではなく、
全体をまとまりとして捉える特徴がある・・・
とお話ししました。

この特徴のことをゲシュタルトというのでしたね。

心理学者のヴェルトハイマーは、
人間が
ゲシュタルトを知覚するときの
法則を
① 近接の法則
② 類同の法則
③ 閉合の法則
④ 共通運命の法則
⑤ よい連続の法則
⑥ 面積の法則
⑦ 対称の法則

の7つに整理しています。

そして、
ヴェルトハイマーの環の実験では、
ものを見るときの
「視線の動き」がポイントで、

見方が変わると見え方が変わるということが
わかりました。

さて、
下のイメージ図のように
意図したとおりに見えたり、
見えなかったりする画像がありますね。

みなさんは、
鳥に見えますか?
それとも
ウサギに見えますか?

生理学的には

目の動かし方で違ってみえるのだといいます。


このように意識的に見方を変えて見るのではなく、
全体をまとまりとして捉えて見るという
人間の脳の特徴が失われたときに起きるのが、
ゲシュタルト崩壊といわれる現象です

「崩壊」といっても、
脳がどうにかなってしまうわけではなく、
全体をまとまりとして捉えられなくなり、
個々の構成部分がバラバラに認識されてしまう
現象のことをいいます。

ゲシュタルト崩壊が起きやすいのは、
図形、
文字、
イラスト
といわれています。

中でも、
漢字の「借」「若」「粉」は、
それが何の文字だったか分からなくなってしまう
トップ3だとか・・・

アルファベットは、
比較的
ゲシュタルト崩壊しにくいといわれています。



人間の脳は不思議!
1つのものの見方を
こんなにも一瞬に
しかも簡単に変えてしまうとは…

わたしたちの身体には、
まだまだ
未知で不思議なものがたくさんありそうですね。


今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。