Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
ゲシュタルトの法則についてです。
わたしたち人間が、
ある対象物を知覚するときに
対象物を部分や要素としてではなく、
全体をまとまりとして捉える特徴があります。
この特徴のことをゲシュタルトといって、
ドイツ語では、
形、形態、構造という意味があります。
人間の脳が
ものの形や要素をどのように認識しているか
がわかりますね。
心理学者のヴェルトハイマーは、
人間がゲシュタルトを知覚するときの
法則を次の7つに整理しています。
① 近接の法則
知覚にあるもの同士はグループだと認識されやすい。
② 類同の法則
同じ色や、
同じ形同士が同じグループだと認識されやすい。
③ 閉合の法則
【】や()のように、
閉じた形は同じグループだと認識されやすい。
しかし、
】【 は同じグループと認識しづらい。
④ 共通運命の法則
同じ方向に動くもの、
同じ周期で点滅するなどが同じグループだと
認識されやすい。
共通運命の法則は、
近接の法則や類同の法則よりも強く働く。
⑤ よい連続の法則
図形はつながった形になりやすいと認識されやすい。
近接、類同、共通運命の法則から、
切れ目がなくや突然変化しない図形が
よいものだと分かる。
⑥ 面積の法則
小さいものが図として、
大きいものが背景として認識されやすい。
⑦ 対称の法則
対称な図形は閉じた図として認識されやすい。
このような知覚だけでなく、
感覚にもゲシュタルトは当てはまります。
車を運転していると、
まるで車が自分の身体のように感じて、
スピード感や車間距離などを認識するといいます。
また、
クレーンやフォークリフトの熟練操縦者は、
自分の手足を動かすように
微妙な距離感で操縦できるようです。
Webの世界でも、
デザインやユーザーインターフェースに
この法則を応用しておくと、
ミクロ経済学的な消費行動の分析に加えて、
さらに使いやすいページになりますね。
