Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
素数と回文数の関係についてです。
「素数」とは、
1と自分自身以外には約数を持たない数で、
素数でないものは「合成数」というのでしたね。
以前にご紹介した「回文数」とは、
左から読んでも右から読んでも同じ並びになる数のことで
「たけやぶやけた」
「みがかぬかがみ」
「アニマルマニア」
のような回文の数字バージョンです。
以下の計算式の答えが回文数、
そして素数になっています。
1 × 1 = 1
11 × 11 = 121
111 × 111 = 12321
1111 × 1111 = 1234321
11111 × 11111 = 123454321
この式を変形してみると、
12 = 1
112 = 121
1112 = 12321
11112 = 1234321
111112 = 123454321
1111112 = 12345654321
となっているのがわかります。
この「1」だけれ作られた回文数のことを
「レプユニット」といいます。
素数でもあり、
レプユニットでもある数のことを
「レプユニット型素数」というのですが、
「1」が繰り返される回数が、
19回、23回、317回、1031回・・・が
それに当たります。
自然数は無限にあります。
それと同じように素数もまた無限にあるのです。
小さい数のときは
すぐ近くに存在していた素数が、
大きい数になると、
滅多にお目にかかれない
「砂漠のような区間」が存在しています。
「素数」はやはり数の不思議、
数の魅力的な世界への第一歩なのかもしれませんね。
