Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
世界の数学レベルは?です。
OECD(経済協力開発機構)によると、
世界65カ国(地域を含む)の15歳以上を対象とした
国際学習到達度調査(PISA)の結果、
日本人の数学のレベルが
世界トップクラスであることがわかっています。
このデータは2012年のもので、
今から約3年前のものになりますが、
アメリカ、
カナダ、
イギリス、
オーストラリア、
ニュージーランド、
などの欧米諸国と比べて男女ともトップになっています。
また今年2015年の発表で、
OECDの教育ランキングでは
経済発展の目覚ましいシンガポールが1位になりました。
2位:香港
3位:韓国
4位:日本と台湾
と、いずれも東南アジア地域が上位を占めています。
今日は、
そんなシンガポールの算数の問題をご紹介しましょう。
問題:
シェリルと友達のアルバート、バーナードの会話、
アルバート「誕生日はいつ?」
シェリル「次のうちのどれかだよ!」
といって、メモに書きました。
メモの内容は
5月15日、16日、19日
6月17日、18日
7月14日、16日
8月14日、15日、17日
でした。
そしてシェリルは、
アルバートには何月かだけを教え、
バーナード何日かだけを教えました。
後日のアルバート、バーナードの会話、
アルバート「誕生日わからないのボクだけかと思ったら、
キミもわからないんだね?」
バーナード「さっきまでわからなかったけど、
今のでわかったよ!」
アルバート「ホント?ボクも今のでわかったよ!」
さて、シェリルの誕生日は何月何日でしょう?
みなさんはわかりましたか?
難しい問題ですよね。
答え:
月を知っているアルバートが
「バーナードも分からないんだね!」
と言っています。
シェリルのメモにあった10日のうち、
1回しか登場しない日は18日と19日。
日を知っているバーナードも「わからない」ということは、
これらの日が含まれる5月と6月ではない、
ということがわかります。
アルバートの発言を聞いて、
バーナードも「ああ5月と6月ではない」なとわかりました。
そして、
両月にまたがる14日も違うことになります。
となると、
残りは7月16日、8月15日、17日ですね。
最後にアルバートが「今のでわかった」と言いました。
ということは候補が1つしかない7月16日が答えになります。
こたえ: 7月16日
これはシンガポールの小学校5年生の問題なんですが、
ほんとに難解ですね。
小学校でこのレベルの問題を練習していると
社会に出てからも鬼に金棒ですね。
すばらしい!

