Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
和算:嫁入り算です。
NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」を
ご覧になっていらっしゃる方も多いと思います。
ヒロインのあさと
そのいいなずけ新次郎が出会ったとき、
あさは11歳、
新次郎は22歳、
なんと11歳の歳の差でした。
このストーリーのモデルとなった
三井浅子さんと
広岡信五郎さんの実際の年の差は
8歳だったとか・・・
当時の日本の商家では、
許嫁制度が一般的な慣習として
広く認められていたため、
このような年の差の夫婦は多かったようですね。
さて、
今回はこのような年の差の計算をしてみましょう。
嫁入り算は、
年齢算の応用版で、
二人の年齢を計算する和算です。
問題:
8歳の少女に一目惚れしてしまします。
少女の両親に結婚を申し込みに行きますが、
少女がまだ、あまりにも若すぎるということで、
少女の年齢がその男性の年齢の半分になったら
結婚を許してもらえることになりました。
さて、二人の年齢がそれぞれ何歳のときに
結婚できるのでしょうか?
答え:
まず、
二人の年齢差を計算してみましょう。
26 - 8 = 18
で18年になります。
この年齢が、
少女が男性の年齢の半分に達する年なので、
18 - 8 = 10
となり、
10年後に二人は結婚できるようです。
男性:26 + 10 = 36歳
少女: 8 + 10 = 18歳
男性は36歳、少女は18歳になっています。
めでたし、めでたし!
と言いたいところですが、
この問題文には、
少女の意思が記されていませんね。
許嫁制度のあった、あさの時代とは違って、
結婚に関する考え方は多様化してきています。
お互いに運命の人同士であることを祈りましょう!
