Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
数字のサバイバルゲームについてです。
サバイバルとは、
遭難や災害などの生命の危機から生き残ること。
つまり様々な試練を乗り越えて、
生きていくことですね。
今回は
1から300までの数字を使った
サバイバルゲームです。
問題:
社員300人の会社があります。
所属やポジションに関係なく、
ひとりひとりの社員は
1から300までの社員番号をもっています。
12月になり冬のボーナスが支給されるとき、
社長が社員全員にこう言いました。
「社員番号が2でも3でも割り切れるけれど、
5では割り切れない社員だけに
冬のボーナスを支給する!
他の社員には冬のボーナスは支給しない!」
さあ大変、
社員一同パニックです。
社長の気まぐれなサバイバルゲームに
付き合わされながらも、
冬のボーナスを支給される社員は何人でしょうか?
答え:
こんな会社、
こんな社長の元で働くなんて、
やってられない!!!
もう辞めてやる!
・・・と早まる前に、
自分の社員番号を確認してみましょう。
300人と言う人の集合を扱うので、
ベン図という一目瞭然の便利な図を使って
見てみましょう!
番号が2でも3でも割り切れる社員は、
上の図では(イ)と(ウ)になりますね。
このうち5では割り切れない部分が
(イ)に当たりますので、
ボーナスを支給される社員は、
図の(ウ)範囲にいる人です。
では計算してみましょう!
2でも3でも割り切れる数は、
6の倍数になります。
その人数は、
300人 ÷ 6 = 50人
これが図の(イ)と(ウ)になります。
そのうち5では割り切れるのは、
30の倍数になります。
その人数は、
300人 ÷ 30 = 10人
これが図の(イ)になります。
ですから
50人 - 10人 = 40人
となり、
300人の社員の中で
ボーナスを支給される社員は、
40人です。
あとの260人には支給されないということで、
この会社で暴動が起きないことを祈るばかりです。
このように
自分の生活に密接に関わるお金の話だと
頭が回転して、
がぜん計算が速くなる人がいますね。
サバイバルには欠かせない能力だと思いますので、
その部分を大切にしていってくださいね。

