Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
数字のふしぎ:素数についてです。
昨日は、
楽しい時間を過ごすための
簡単な数字マジックをお伝えしました。
今回も
2ケタの数字を使った簡単な計算です。
①
まず、
2ケタの数字を思い浮かべてください。
今回も私の好きな数字「28」を使います。
②
この数の10の位と1の位をかけ合わせます。
2 × 8 = 16
になります。
③
さらに
その数字「16」の
10の位と1の位をかけ合わせます。
1 × 6 = 6
になります。
④
このように
計算結果の数字が1桁になるまで②、③を繰り返します。
今回は、
「6」で1桁になりましたね。
⑤
では、
ここでちょっと考えてみてください。
最後に「3」になる2桁の数は
「13」「31」だけです。
では、
これと同じように最後に1桁になる
2桁の数字の組み合わせをもう一組、
探してみてください。
最後に「Y」になる2桁の数は
「XY」「YX」だけです。
XとYには、どんな数があてはまるでしょうか?
では解説です。
今回も「素数」がポイントになります。
素数とは、
1と自分自身以外には約数を持たない数
でしたね。
もし、
最後の1桁の計算結果が素数でなかった場合、
3種類以上の2桁の数字の組み合わせが
当てはまることになります。
ではまず、
素数ではない「6」を考えてみましょう。
6 = 1 × 6
= 6 × 1
= 2 × 3
= 3 × 2
組み合わせは、4種類になります。
では次に素数を考えてみましょう。
1桁の素数は、
「2,3,5,7」ですね。
2 → 12 → 26
→ 34
→ 43
→ 62
→ 21 → 37
→ 73
3 → 13
→ 31
5 → 15 → 35 → 57
→ 75
→ 53
→ 51
7 → 17
→ 71
とたどっていくと、
「7」だとわかります。
最後に「7」になる2桁の数は
「17」「71」だけです。
となり、
X = 1
Y = 7
が答えになります。
素数って、
やはり不思議な数ですね。
そして、
コンピュータの暗号処理の分野にも使われている、
強い数でもあります。
