Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
マザーグースの数学についてです。
この問題は、
紀元前1800年ごろにエジプトのパピルスに
書かれていた世界最古の数学パズルで、
13世紀初めのピサの算術書や
18世紀イギリスの童謡集:マザーグースにも
掲載されている算術です。
パピルスに書かれていた問題は、次のとおりです。
7軒の家で
7匹ずつネコを飼っています。
ネコ1匹で、7匹のネズミを捕り、
ネズミは、ムギの穂を7本ずつ食べます。
ムギの穂からは、7ますずつのムギが採れます。
さて、これらの数を合わせるといくつになるでしょう?
さて、
では計算してみましょう。
式は、
7+72+73+74+75
となり答えは、
= 19607
です。
さて、
では、マザーグースの方の問題も見てみましょう。
セント・アイブスへの道すがら、
7人の妻を連れた男に出会った。
どの妻も袋を7つ持ち、
どの袋にもネコが7匹、
どのネコにも子ネコが7匹。
子ネコと
ネコと
袋と
妻、
セント・アイブスへ向かうのは
合わせていくらかな?
ではこちらも計算してみましょう。
式は、
7+72+73+74
答えは、
= 2800
ですね。
類似問題は1202年、
レオナルド・フィボナッチが書いた「算板の書」にも
出ています。
こちらの式は、
7+72+73+74+75+76
で答えは、
= 137256
になります。
日本にも「からす算」という類似問題がありますが、
こちらはまた、後日お話ししますね。

