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数のマジック:魔方陣についてです。
魔方陣とは、
方陣と呼ばれる正方形に数字を配置して、
その縦・横・斜めの列の合計がどれも同じ数になるよう
配置する数のパズルです。
ちなみに「魔法陣」ではありませんので、
区別しておきましょうね。
また、正方形の形ですが、
2×2の魔方陣は同じ数字を使わないと
条件が成立しないため、
存在しないことになります。
ですから、
魔方陣の最小形は3×3(三方陣)になります。
では3×3の魔方陣、
早速、数字を当てはめてみましょう。
配置する条件は、
・1から9までの数字をすべて使用する
・1から9までの数字を2回以上使ってはならない
・縦・横・斜めの列の合計がどれも同じ数にする
でしたね。
考え方は、
1から9までの数字をすべて足すと45になるので、
それを3列3行に割り振ると
各列各行の和が15になることがわかります。
なので、
3つの数字の合計が15になる組み合わせを見つけて
配置すればよいのすね。
1+5+9
1+6+8
2+4+9
2+6+7
2+5+8
3+4+8
3+5+7
・
・
・
三方陣だと手計算でもできますね。
答えは、次の呪文を唱えてください。
「憎し(294)と思えば、
七五三(753)、
六一坊主に蜂(618)が刺す」
つまり、次の図が答えとなります。
三方陣は答えがひとつだけですが、
四方陣では、880通り、
五方陣になると、約3億通りの答えが存在します。
こうなるとスーパーコンピュータの力を借りたほうが
よさそうですね。
しかし、
昔の人たちはどうやって計算したんだろう?
ちょっとしたミステリーですね。


