Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
和算:鶴亀算とは?です。
和算の2回目は鶴亀算です。
鶴亀算は、
小学校の算数の時間に習う和算ですが、
この計算は主に中学校受験の問題として
多くの中学校が採用しているようです。
しかし、
中学生になると方程式を習うので、
実際に鶴亀算を使う機会は少ないですね。
この算術も、
中国の「孫子算経」のなかに、
キジとウサギを使って説明されていたようです。
これが日本に伝わって、
おめでたい動物のツルとカメに
置き変わったといわれています。
鶴亀算の基本的な問題は、
「中庭にツルとカメがいます。
頭の数を合わせると全部で14、
足の数は合計44本でした。
さて、ツルは何羽で、亀は何頭でしょう?」
というもの。
解き方は。。。
鶴亀算では、
「全部がツルだったら?カメだったら?」
と考えます。
では、
全部がツルだった場合、
14(全部の頭の数)×2(ツルの足の数)=28本
となり、
足は28本になります。
問題を見ると、
足の数は44本と書かれているので、
44本 ー 28本 = 16本
となり、
足の数は16本足りません。
そこで、
「ツルとカメを一頭ずつ入れ替える」
ことをします。
ツル:13羽×2本(ツルの足の数)= 26本
カメ: 1頭×4本(カメの足の数)= 4本
+)30本
になり、
ツルとカメを一頭ずつ入れ替えると、
足の数が2本増えることがわかります。
全部がツルとした場合、
足は28本で44本からは16本足りませんでした。
そして、
ツルとカメを一頭ずつ入れ替えると、
足の数が2本増えるので、
16本増やすために
16本÷2本(増える足の数)=8頭
となり、
入れ替えるカメの頭数は8頭となりますね。
ツルの数は、
14頭 ー 8頭 = 6頭
では最後に足の数の確認です。
ツル: 6羽×2本(ツルの足の数)= 12本
カメ: 8頭×4本(カメの足の数)= 32本
+)44本
と証明されました。
頭の体操になりましたか?
