Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回は宇宙の果ては?について
ちょっと大きなテーマですね。
私たちの住む地球を含む太陽系は
今から約46億年前に誕生したと考えられています。
そして、
太陽系を含む宇宙は、ビッグバンによって
約138億年前に誕生したといわれています。
ということは現在、私たちが地球上から観測できるのは
約138億年かけて届いた光ということになりますね。
それ以前の光は観測することはできません。
また、宇宙空間は膨張を続けているため、
遠くの星が発した光が地球に届くまでの距離も
広がっていることになります。
計算によると、
その距離は470光年になると考えられています。
さて、
470光年の先の宇宙はあるのでしょうか?
あるとすればどのようになっているのか?
さらにその先に宇宙の果てはあるのでしょうか?
疑問は疑問を呼びます。
そこで、
おなじみの三角形を使うと
宇宙の果てがわかるという研究があります。観測できない宇宙の果てに挑戦する科学者たちは、
数学を使って実験をしました。
前回ご紹介した
「三角形の内角の和=180度」
を思い出してください。
ユークリッド空間、いわゆる平面上では、
三角形の内角の和=180度だと証明されました。
しかし、
球体やゆがんだ面などの非ユークリッド空間では
この式は証明されませんでしたね。
まとめると、
◆平面上では。。。
三角形の内角の和=180度
◆球体上では。。。
三角形の内角の和<180度
◆くぼんだ面上では。。。
三角形の内角の和>180度
これらの三角形は、
どのように宇宙の果てと関わっているのでしょうか?
次回は実験の続きです。



