Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回は分数と小数についてです。
私たちの生活に身近な分数と小数をよくみてみると、
その使われ方の違いに気付くと思います。
例えば1つのものを4人で分ける場合、
1
4
と分数表記しているとその意味がわかりますね。
小数の0.25は計算には便利ですが、
数字自体に意味はありません。
分数は分母、分子ともに、なぜこの数になるのか
その成り立ちが分かる数なのです。
あるアンケートで100人が答えたとき、
賛成する 50人
反対する 40人
どちらともいえない 10人
だったとします。
賛成の割合は 50 で 1 です。
100 2
「100人に聞いた結果、賛成は半分でした。」が、
分母、分子ともに意味のある数字なので
この場合は約分せずにそのままの形で表現します。
3年3組は、クラス45人。
男子: 24
45
女子: 21
45
45人中男子24人、女子21人。
素因数分解しなくて大丈夫ですよ!
分数ってとても大切な意味を持っているんですね。
さて、アンケートで反対と答えた人は40人でしたが、
クラスの女子と比べると割合はどちらが多いのでしょうか?
反対: 40
100
女子: 21
45
分数のままでは、ちょっとわかりにくいですね。
こんなときに小数がよい仕事をしてくれます。
反対:0.4
女子:0.466・・・
すると一目瞭然、女子が多いことがわかりますね。
小数って計算にも便利で、大小比較にも優れていて
なくてはならない存在です。
このように、
数は表記方法を変えることで、
そのときそのときにふさわしい形に変身することが
できるのです。
まだまだ数のふしぎは続きます。
