Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回は3つ目のゼロ「0」についてご紹介します。
ゼロ「0」の使われ方としては、
①まず
アラビア数字で位どりのときの空きスペースの記号として
用いられていると説明しました。
②つぎに
数字としてのゼロ「0」でした。
数字としての意味は「モノがないこと」を表わすのでしたね。
今回は3つ目のゼロ「0」です。
さて今年は2015年、2015年は21世紀です。
21世紀は2000年からではなく、
2001年からスタートしましたね。
2000年は20世紀最後の年でした。
この1年のズレの原因は、
はじめの年が「0年」ではなく
「1年」から始まったことによるものです。
しかし、時計を思い浮かべてみてください。
時間には真夜中に午前0時がありますね。
カレンダーにはない数「0」ですが、
時計には数「0」が存在しています。
この数「0」が3つ目のゼロ「0」になります。
時計だけでなく、
定規、はかり、温度計にも数「0」があります。
これらの数「0」は、
「モノがないこと」ではなく、
「何かの基準」としての役割を持っています。
定規の左端を見ると数「0」が書かれていますね。
このように端を「0」から始めると、
目盛りの読みがそのまま長さとなり、
暦のようなズレは発生しません。
もしも定規の左端が「1」から始まっていたら、
本当の距離と目盛りの間には
「1」のズレが生じることになり、
とても不便を感じるようになります。
基準の「0」を置くことで、
不便さから解放された日常を
送ることができているわけですね。
さて、いろいろな役割を持つ数「0」、
いかがでしたか?
6世紀にインドで発明された「0」のおかげで
私たちはこんなにも豊かにいられるのだと思うと
感謝の気持ちがつきませんね。