Webで数学!虚数とは? | Webであなたの夢が叶う!

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こんにちは。
Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。

Webで数学、
今回は虚数についてです。

虚数ということばを最初に聞いたのは、
高校の数Ⅱの授業だったと思います。
中学校では扱わない二次方程式として、
負の数の平方根、虚数、複素数を習いました。

でも普段はあまり使わないし、
忘れられた存在の数になっているのではないでしょうか?

学校では、
虚数(記号はⅰ)は自分自身を2回かけるとー1になると習いました。

 式: 
ⅰ × ⅰ = -1

この式↑が成立するとき、
ⅰは虚数になります。
でも、ちょっとわかりにくいですよね。

では地図を思い出してみてください。
わかりやすいので京都駅周辺ではどうでしょうか?
地図の上は北、下は南、
   左は西、右は東を表わしています。




今、京都駅を出発して七条の方面に歩きます。 (→)
鴨川を渡って河原町通りを北へ90度曲がります。(↑)
五条まで上がったら今度は西へ
90度曲がります。
          ここで方向転換しました。
(←)
五条通りをまっすぐ歩き、
鴨川を超えて烏丸通りを南下します。     (↓)
これで京都駅近くの
七条通りまで戻ってきましたね。

このときの90度回転こそが虚数なのです。
ベクトルでは
→を逆転させるとき×ー1として←にしましたね。
この時の度数は180度です。

この半分の90度の方向転換のことを虚数と言います。

虚数は英語では、
 imaginary number (イマジナリ―ナンバー)
想像数というのですが、
まさに、目に見えない想像上の数字を表わすのに

ぴったりの言葉ですね。

でも、虚数なくしては量子力学の基礎方程式は
書き表わせないということです。

目には見えないけれど大切な数、
虚数のことも忘れないでいてくださいね。


今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。