Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回はパスカルの三角形です。
パスカルは、17世紀のフランスの哲学者で数学者。
そして、キリスト教の神学者でもありました。
「人間は考える葦である」はあまりにも有名な言葉ですね。
数学界への功績は、
・パスカルの定理
:16歳のときに発見した円錐曲線に関する定理
・パスカルの原理
:密閉容器の中での流体の動きに関する
流体静力学の基本原理
・パスカルの三角形
:二項係数を三角形に並べたもの
があります。
パスカルは早くからその才能を発揮したのですが、
30代で急逝。
それでも、圧力や応力の国際単位にその名を遺すほどの
人物だったのですね。
では、パスカルの三角形にもどりましょう。
パスカルの三角形は ↓ ↓ ↓
1
1 1
1 2 1
1 3 3 1
1 4 6 4 1
1 5 10 10 5 1
1 6 15 20 15 6 1
1 7 21 35 35 21 7 1
1 8 28 56 70 56 28 8 1
1 9 36 84 126 126 84 36 9 1
1 10 45 120 210 252 210 120 45 10 1
このように美しい形をしています。
並べ方はとてもシンプル!
① 頂上に1、その下に1,1と配置します。
② その下の段からは左右両端に1,1と配置します。
③ ひとつ上の段の隣り合った二つの数を足して
結果を二つの数の真中に下段に書く。
この図形をよく見てみると、
・左右対称になっている
・左右両端からひとつ内側の数字は
1,2,3,4,5、・・・と増えている
ということがわかります。
パスカルの三角形とは、
美しい規則性を持つ図形のことをいいます。
このように「三角」は数学という学問を研究する上で、
重要な役割を持っています。
三角比、三角関数、三角形、
そして、その建設に謎の多い
エジプトのピラミッドも三角形をしていますね。
それにならって、
自分のお気に入りの三角形を配置してみませんか?
きっと数学を身近に感じられると思います。
