Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回は数の呼び方です。
算数、数学に触れるとき、
同じ値の数でもその時と場合によって
呼び方が変わるものがありますね。
たとえば私の好きな数「28」を例に挙げてみましょう。
「28」という数字は、
・自然数(正の整数)
・偶数
・合成数(素数でないもの)
・(1,2,4,7,14の)倍数
・(56,84、112・・・の)約数
・完全数
・実数 (有理数と無理数)
・有理数
という呼び方ができます。
自然数とは、正の整数で1,2,3,4,5・・・
偶数は、2で割り切れる数で2,4,6,8,10・・・
合成数は、素数でない数で4,6,8,9,10・・・
有利数とは、
整数Aと、0ではない整数Bを使って、
"A/B"の形で表す数のことで、
有限小数と循環小数を含みます。
・4、0.3、2/3、-1/3
・0.121212・・・
(のように小数点以下で同じ数が繰り返し
登場してくる無限小数)
は有理数です。
無理数とは、循環しない無限小数のこと。
・
・
が無理数です。
完全数とは、
自身を除くすべての約数の和が自身と等しい数で、
6=1+2+3
28=1+2+4+7+14
496=1+2+4+7+8+9+10+
11+12+13+14+15+
16+17+18+19+20+
21+22+23+24+25+
26+27+28+29+30+31
などがあります。
そして、完全数にはならない場合には
過剰数、不足数という呼び方もあるので
ご紹介しておきましょう。
過剰数とは、
自身を除く全ての約数の和が自身よりも大きくなる数で、
例えば220の場合、
1+2+4+5+10+11+20+
22+44+55+110
=284
と結果が元の数より大きくなりますので、
220 < 284
過剰数と呼びます。
不足数とは、
自身を除く全ての約数の和が自身よりも小さくなる数で、
例えば284の場合、
1+2+4+71+142
=220
と結果が元の数より小さくなりますので、
284 > 220
不足数と呼びます。
過剰数と不足数の関係において上の例のように
自身の約数の和がもう一方の数と等しくなるとき
220 284 のような一組の数を友愛数と呼びます。
これは前回にも登場したピタゴラスが
命名したものだそうですよ。
数字の友情って面白い考え方ですね。
友愛数は他にも
1184と1210
2620と2924
5120と5564
・
・
・
があります。
こちらも素数と同様、
確かめたり新しく発見できると面白いですね。
