今日から8月、夏も本番ですね。
体調管理に注意して、暑い夏を楽しみましょう。
「葉っぱのフレディ」という絵本をご存知でしょうか?
レオ・バスカーリア原作のこの絵本は、
木の枝に生まれ、そして土に返っていったフレディとその友達、ダニエルの短い一生を通して、
命の大切さをわかりやすい言葉で、説明してくれています。
死ぬことが怖いフレディにダニエルはいいます。
「まだ経験したことがないことは こわいと思うものだ。でも考えてごらん。
世界は変化しつづけているんだ。変化しないものは ひとつもないんだよ。
春が来て夏になり秋になる。葉っぱは緑から紅葉して散る。
変化するって自然なことなんだ。きみは春が夏になるとき こわかったかい?
緑から紅葉するとき こわくなかったろう? ぼくたちも変化しつづけているんだ。
死ぬというのも 変わることの一つなのだよ。」
やがて、フレディにも「その時」がやってきます。
雪の降った翌朝、少し色あせてきたフレディも静かに旅立ちました。
ゆっくりひらひら舞いながらフレディが引っ越した先は、雪が降り積もってふんわりとした、
自分が生まれ育った木の根元でした。このとき初めてフレディは木の全体の姿をみました。
なんて大きく、立派な木なのでしょう。ふわふわ温かい木の根元の雪の上で、
フレディは静かに目を閉じました。
自然のサイクルにしたがって、フレディもダニエルも変化しました。
この普遍のサイクルは、
創造~成長~成熟・複雑~動乱~混沌(カオス)~手放し(ドロッピングオフ)~休眠
の7つのサイクルで、休眠のあと、また、創造に繋がっていきます。
普遍のサイクルに従って、手放し(ドロッピングオフ)、新しいサイクルが始まります。
私たちも恐れずに138億年続く普遍のサイクルに従うことで、
きっと新しい自分に出会うことができるのだと思います。
- 葉っぱのフレディ―いのちの旅/レオ バスカーリア

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8月のスタート、創造~成長を意識してみませんか。
今日もいいことありそう。