リスクさんで痛い目に遭ってから二日後、リトルウィングのいちばん走る台で練習を積んで…というのは嘘で体調不良をおして野方Kobbyさんのハウストーナメントにお邪魔してきました。

ビリヤードを始めたときのホームなので、それほどアウェイ感もなく集中出来ましたね。

印象に残ったのは、スリーファールで1セットとったことと、6-2のハンデ戦でマスワリを織り交ぜつつ勝てたことでしょうか。

6-2二連発でさすがに削られて力尽きましたが、誰もが勝ちうるハンデとしては妥当だし勉強になりましたね。

賞典もなんも貰えるほど勝てなかったというか、あと一歩だったのですが、Aハンデが妥当な試合結果と内容だったので、良かったですね。Cクラスになるより前からお世話になったお店ですから緊張しましたが、「おれ、ちょっとは撞けるようになったよ!」っていうのを見せられたかな、と。

ちなみに、僕が6-2でやったお二人がファイナルを戦ったようで、なんともKobbyさんらしい微笑ましいトーナメントだったようです(笑)

そういう雰囲気に僕も育てて頂いたので、なんだか嬉しかったです。
  • 高円寺にあるRiskさんのウィークリートーナメントに参加しました;結果は2回戦敗退でしたハートブレイク

 東京にcats and dogsの豪雨が降って,ホームのある池袋の地下街が浸水した日,僕は自転車に乗って,池袋に向かいました(←バカ)…とTwitterに書き込むと,あるお方から,


リスクのウィークリーこいや!

という高田延彦総統バリのお誘いを頂いたので,自転車で池袋まで行ってキューを取り,わざわざ自宅近くのRiskさんに電車を乗り継いで向かうというドMなことをやりました(もうこの時点で勝てない感がムンムン).

 さいきん,自分自身はまったくうまくなっていないのに,立場が変わったという理由だけでA級に上げていた僕にとっては,


Aクラス,デビュー戦!!



でした.そこそこ入れるB級からいきなりA級になったので「優勝したい」はおろか「勝ちたい」とも思っていませんでした.それでも,まあA級っぽい球が撞けたらなあぐらいでした.つまり,欲がない感じ?(←勝負に向かない典型)


 山手線,東西線,総武線を乗り継いで高円寺のRiskさんまで辿りついたところまでは良かったのですが,


1 初めてのお店

2 初めてのA級ハンデ

3 酔っぱっぴー


の役満のトーナメントでした(笑)


ちなみに,Little Wingのラシャは青色なのに対してRiskさん他ほとんどのお店は緑色ですね.


「舐めてんのか?」と言われるのも至極もっともなのですが,

飲まなきゃチビッちゃうぼー

のが実際のところでしたね(笑)


 試合のほうは,1回戦がCクラスの方で,自分のシュートミスが1回しかなかったのと,ポジションがほとんどビタビタだったのとセーフティやアンドセーフティがことごとく決まったのとでほとんど理想的な形で勝ちました.

Aクラス,白星スタートやにっこり

と思ったのと同時に,

もう,やることやったな.Mission Complete!!フッ

と思いました(←バカ).




 2回戦はBクラスの方で,1回戦の好印象を継続しつつ4マス目までは配置は難しかったなりにまあまあの出来でした…

あの死ぬほど練習した土手の9番をトバすまでは泣

雑誌「月刊ビリヤードCUE'S」に連載記事「隼斗's STYLE」という記事があるのですが,今月号がたまたま土手撞きのドリルだったのです.ご他聞に漏れず,ワタクシも土手撞きは好きではありませんので,今月はほとんどその土手撞きの練習をしていたわけでございます.


 土手撞きの練習をやりこみ,標準的なA級の土手シュート力が付いたので,

むしろ土手にポジションするまであるじゅる・・

とか思ってたんですが,雑誌で言えば1番カンタンな「1」の配置の9番をダダドソッポにトバしました.


 練習に練習を積んだ土手撞きの,それも最もカンタンな配置をダダドソッポにトバしたことで,メンタルがおかしくなる以前に

え? え? … え?あっっ

という軽い混乱に陥って,あとはもうバラバラでした.




 2回戦負けなので終電に間に合って,ホームのLittle Wingでも土手の練習やったんだけど,全部入りましたよ.いや,試合ではなにが起こるか分からないことは承知していましたが,散々練習した配置は入れきらないと.


 試合中に混乱するのはその場限りですからどうでもいいっちゃいいんですが,日頃の練習の仕方だとか,果てはフォームの修正だとかで気が散ってしまいますしね.そうすると暫らくぶっ壊れたままになっちゃいますから.


 自己分析では,薄くトバす傾向があるのを知っていたので,トバしたときにシブく残るように,あるいは,先球がバンクで入ってくれるように,強めの加減で撞こうと,MajiでTsuiちゃう0.05秒前に思ったのがいけなかったですね.インパクトのタイミングというか,実際に撞くときのキュースピードが素振りよりもメチャクチャ速かった気がします.


 もちろん,長らくダシイチだった僕なので,ポジションは丁寧に出すのですが,「シュート力が持ち味!」と自己暗示している僕にとって,あのミスはちょっと立て直せないかな.




 Riskさんは試合にセルフラックを取り入れてくれている先進的なお店です(エースはナシ)! ラックシートも当然のようにあったので,強く割る必要はまったくなく,僕もブレイクは6~7割ぐらいに押えて,8回中5回ビタビタ,同じ配置を同じようにとれて非常にラクでした.面白いか面白くないかって言われると返答に困るのですが,試合で勝つためにラックの位置を決めるのは有力な戦術だと思いますー.






[補遺]


 Aクラスの初戦突破のお祝いにホームのMオーナーがビールをおごってくれました.gdgdしてたら朝になって,朝食までご馳走になったあと,「清水くんはこれから練習してどんどん上手くなるだろうけど,(負けたら,その相手を)ぶっ殺す! ぐらいのテンションじゃなきゃ,強いプレイヤーにはなれないよ」と言われました.確かにそうなんだろうとは思うのですが,9ボールにしても10ボールにしても「Race to X」っていう表記がなされるじゃないですか! 僕は「ぶっ殺す!」とかは一回も思ったことも考えたこともなくて,要は相手があまり介在しない「競争」だと思ってたのですが,ちょっと意識改革をしないといけないかもしれませんねェ.

 もともと,あまり好戦的な性格じゃないので,知人や女性と当たるとアベレージがあまり好くないのも解っています.

  • Little Wing スタッフになりましたアップ


 池袋のLittle Wingというビリヤード場でMオーナーと梶谷Pの許可を頂き,Little Wingでスタッフをやらせて頂くことになりましたビックリマーク


普通のお客さんより,たくさん練習出来る環境をゲットしたわけです.



 新しい環境・ありがたい環境に置かせていただいたので,ビリヤードを上手くなりたいですし,良好な人間関係を築いていきたいと思っています.




 練習は死ぬほど出来るようになったので,相撞きは断らないことにしました.


挑戦は,全て受けて立つ!!



 と,決めた矢先,SAクラスのO先輩(他人ではなくなってしまった)に相撞きをしようとお声掛けを頂きました.


最初は適当なBクラスの人が良かったな…ガ-ン



その方はお店のヘルプ的な方で,以前にサークルでお世話になった山水支店のI店長(バッチバチ)と同世代(同い年らしい)の攻撃力に定評のある方らしいです.ハンパない攻撃力の前に屈するかと思いきや!…6-4のハンデを頂いて主に夏の暑さのおかげで3連勝しました! そうですよ,みなさん,夏の暑い日にお仕事をしてからビリヤードされているわけですものね…Oさんも普段は別のお仕事をされてますからね.学生でしかも夏休みで体力と太さが有り余っていすんません….でもすごく自信になりました!




 一応,僕も“お店の人(仮)”になったので,実力はB級ですが,A級ハンデにしようと思っています.お店ではAとかBとか関係なくほとんどのセットマッチが5先なので今までとあまり変化はありませんが,C級の方とやるときは5対3で2個ハンデを振らして頂く形になりますね.ギャンブルになったとしても勝ち負けは気にしませんが,勝ちに行きますし,その過程で自らを鍛えられたらと思っています.






[補遺]


 普通のお客さんよりも長く撞けるのが吉と出るのか凶と出るのかはまだ判りません.というのも,自分もある程度のレベルには達しているので,「撞いたら撞いただけ伸びる」というレベルにはもうないからです.いくらでも撞けるからと言って緊張感を欠いた球撞きをしていてはせっかくありがたいお話を頂いたのに無意味になってしまいます.結果が出るまでは判りませんが,「やってよかった!」と自分で評価できるように,上達しようと思っています.